2021-12-08 (Wed)
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手や脚には本音が出やすい
嘘か本当かは目を見ればわかると思っている人は多いかと思います。
ですが、目や表情よりも本心が出やすいのが、手や脚です。
無意識に取るふとした仕草に本心は出やすいものです。
手で注目すべきことは、動きと隠す仕草です。
手の動きとは、手を組んだり鼻や口などの顔のパーツを触ったり髪の毛を触ったりするといったことです。
イライラした時や落ちつかない時、髪の毛を触ったり手を動かしたりしませんか?
人は嘘をついている時や不安がある時、自分で自分を落ち着かせようと無意識に自分の身体に触れてしまうものです。
これは自分を触ることで自分をなだめているのです。
これを自己親密行動(自己タッチ)と言います。
手の動きに注目する一方で手を隠す仕草にも注目してみましょう。
例えば、テーブルの下に手があって相手に見えないようにしている場合、
無意識ながらも相手の視野から手を隠すことで心の動揺を悟られないようにしているのです。
これとは反対にテーブルの上に手を置いている時は、相手に心を許していてオープンにしていると言えます。
言葉以外の見て取れるノンバーバル行動に気付くことができれば、相手の嘘を見抜けるかもしれません。
ノンバーバル行動とは、言葉以外の要素や行動で相手に訴えかけることです。
特に相手に好意を持っている時、表情や仕草、声のトーンなど言葉以外の要素が大部分を占めることが分かっています。
逆を言えば、ノンバーバル行動に用心すれば嘘がバレないかもしれません。
心鎮める手ぶりは2パターン
・自分の身体に触る ⇒ 安心したい
身体を叩いたり触ったりするは、不安やストレスのある自分をなだめる為の行為です。
例えば、
指を握る、手を組む
鼻を触る、鼻の下を触る
髪の毛を触る
首や額を触る
など
・手を隠す ⇒ 本心を隠したい
ポケットに入れて手を隠すのは、無意識に心の動きを悟られないようにしている為です。
例えば、
動揺を隠す為に手を組む
テーブルの下に手を隠す
後頭部に手をもっていく
など
嘘をつくと鼻がムズムズする?
嘘をついている時や緊張している時の仕草で代表的なのが鼻を触る行為ではないでしょうか。
さりげなく鼻を触りながら嘘を言った口元を隠そうとしたりします。
これは動揺を鎮める為に自分の身体に触る自己親密行動を取っている証拠と言えます。
実際に嘘をつくと鼻周辺の体温が上昇することが確認されていますので嘘をつくと鼻がムズムズすると言えます。
これをピノキオ効果と言います。
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