2021-12-03 (Fri)
09:23
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人の心理は、目に見えない意識ではなく観察することができる行動を中心に研究した方が良いという考えがあります。
これを行動心理学と言います。
その人の行動から隠されている本心を探ろうとするものです。
人が取る行動には、どんな行動でも必ず意味があるのものです。
他人が何を考えているのか分からないのは当たり前
何を考えているのか分からない と言い人を非難することがあります。
でも他人が何を考えているのか分からないのは当たり前のことです。
人は思ったことをそのまま言葉にするわけでもありません。
そのまま伝えたら相手はどう思うか、嫌がられないか、など色々と考えてしまい誰でも本音をある程度隠しているのが普通です。
思っていることと実際に言葉にしたことが必ずしもイコールとは限らないのです。
本心を探るには言葉ではなく言葉以外で相手の本心を推測するしかありません。
言葉以外の相手の行動、仕草にはその人の心理状態が表れます。
例えば、人の心理はこんなところから読み取ることができます。
仕草
手足の動きは細かな感情の変化を知る大きな手掛かりになります。
表情
笑い方一つでも様々な深層心理が反映されています。
目の動き
視線の位置や動かし方にも深層心理が反映されます。
外見
どんな物や色を好むのかファッションからも性格などが読み取ることができます。
口調
口癖などはその人の心理状態を知る大きな手掛かりになります。
ジェスチャー
仕草のパターンはその人の心理状態をしる大きな手掛かりになります。
上記のところからその人の心理状態を探ることができます。
また、相手のおかれている立場にも注目をしてみましょう。
その人の行動だけを切り取るのではなく、その人がどんな環境におかれているのか、日常でどんな人と関わっているのかを考えてみます。
相手の過去や未来についても考えることでも、その人がなぜそういう行動を取るのかが見えてきたりもします。
他人と良好な関係を築くには相手を理解することがとても大事です。
言葉だけではなく、その人の表情や口調、身体の動きなどの仕草を観察してみましょう。
普段から意識するようにすれば他人を理解するスキルが向上させることができるはずです。
また、自分に好印象を持ってもらいたいと思うなら言葉以外の情報発信にも心掛けると良いと思います。
行動心理を知ることは人間関係を良好に保つのに役立てることもできます。
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