2021-09-23 (Thu)
09:10
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人の嘘は外見や仕草に出る
嘘は、言葉だけでなく表情や動作などの非言語的コミュニケーションに現れると言われています。
嘘をついている人は、全体的に落ち着きがなくなる傾向にあります。
人が嘘をつく時、手で顔を触る、髪の毛を触る、手や指を頻繁に動かす、頻繁に脚を組みかえる、貧乏ゆすりをしたりすることが分かっています。
逆に人に信頼されたいのであれば、このような仕草に注意をするようにすると良いでしょう。
イギリスの実験では、話すときに手を頻繁に動かす人はあまり動かさない人よりも4倍も疑われると言う結果が出ています。
また、目を伏せて話す人は、相手の目を見て話す人に比べて信憑性が半分以下になると言う報告もあります。
ただ女性は見つめてくる人も多いようです。
基本的に嘘をつく人は目をそらしがちですが、女性の場合は反対に目を見つめてくる人も多いと言うのが分かっているようです。
女性の嘘を視線だけで見破るのは難しいと言う事になります。
外見や仕草に表れる嘘
足の動き
足は最も嘘が表れやすいと言われています。
表情などは意識してごまかすことができても、足までは気が回らないからです。
例
貧乏ゆすり、足を組み替える
⇒ 不安感を抱いている、心が動揺している
つま先が出入口のほうを向いている
⇒ 早くその場を去りたい気持ち
手の動き
手は足と同じ表情と比べて意識が疎かになりやすいです。
また、足よりも複雑な動きができる分、本心がでやすいです。
例
しきりにこする
⇒ 動揺している
口や鼻の周辺を触る
⇒ 緊張や不安を感じている
口元を隠す
⇒ 動揺を隠そうとしている
テーブルの下やポケットに入れる
⇒ 自分の気持ちを知られたくない心理
拳を握る、腕を組む
⇒ 警戒や拒絶感、嘘がばれるのを恐れている
目の動き
嘘をつく時に多くの人は目がキョロキョロするなどの動揺が目に表れます。
例
キョロキョロする
⇒ 不安感がある、色々考えをめぐらせている
下を向く、視線を逸らす
⇒ 相手を恐れている、何かやましいことがある
瞬きの回数が増える
⇒ 緊張や不安を感じている、話題を変えたい
サングラスを外さない
⇒ 自分の動揺を悟られないように警戒をしている
表情
顔の表情は、嘘を身抜きにくいです。
いつもと比べてどこが違うのかを見極めることが大切です。
例
いつもよりも表情が固い
⇒ 嘘をごまかそうとしている、後ろめたさ
頻繁にうなずく
⇒ 余計なことを話さないように聞き役に回ろうと言う心理
笑いが少なくなる、または笑いすぎる
⇒ 緊張していて心にゆとりがない、ごまかそうとして不自然な笑いが増える場合も
姿勢
身体の動きと感情は連動しやすいです。
椅子に座るときに浅く座るのか深く座るのかによっても会話の姿勢がわかります。
度々姿勢を変える
⇒ 会話を打ち切りたい
椅子に浅く腰掛ける
⇒ 緊張しているか早く立ち去りたい、警戒心を解いていない
椅子に深く腰掛ける
⇒ 初対面で深く座る人は、優位な立場で話を進めたいタイプ
ただし、会話が進んでからならリラックスしてきた証拠
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