2020-05-29 (Fri)
13:41
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非常事態では、みんなが不安にかられてデマ情報が発生しやすくなります。
人の不幸は蜜の味と言われる通りデマ情報やうわさ話は、本人に悪いと分かっていながらも夢中になってしまいがちです。
個人ではなく社会全体に影響をすることもあります。
デマ情報が広まって集団パニックになってしまう場合があります。
デマ情報やうわさ話は戦時下、災害時といった非常事態の時に起きやすいです。
ネットが普及している現代では、あっという間に世界に広まってしまいます。
一人一人が正確な情報を判断しそれ以上広めさせないように心がけることが大切です。
発生し広がる条件
災害時、感染症など
・重要性
生命や財産にかかわるような重要な情報
・あいまいさ
情報がよくわかっていない
・不安
不安が高くなるほどデマは発生しやすく広がりやすい
拡散させる心理
・情報欲求
少しでも役立つ情報を得たいと思っている
不正確な情報でもないよりはと信じやすい
・伝達欲求
自分が知った情報を誰かに伝えようとする
相手と不安感を共有するのでストレスが解消される
・不安感情の正当化
非常事態なのだから不安になってもしかたないと自分に言い訳をする
他人を不安にするような話を広めることも正当化する
・理性の欠如
普段なら情報を調べるにに冷静さを失って聞いた話をすぐに人に伝えてしまう
人はとりあえず同調する
人は集団の中でとりあえず合意を求め間違っている情報でも周囲の意見に従います。
これによって誤った情報や悪意のある陰口が広がることになります。
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