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2024-03-10 (Sun) 17:01

PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは?

PTSDとは、心的外傷後ストレス障害のことです。

戦争や災害、暴力などの強いストレスを受けた後に、その記憶がフラッシュバックしたり、不安や恐怖を感じたりする症状です。PTSDは、心的外傷に直面した人の約10%に発症すると言われています。

PTSDの原因は、心的外傷による脳の変化にあります。

心的外傷を経験すると、脳の中でストレスホルモンが分泌されます。

ストレスホルモンは、危険な状況に対処するために必要なものですが、過剰に分泌されると、脳の構造や機能に影響を与えます。

特に、記憶や感情を司る部分である海馬や扁桃体が縮小したり、活性化したりします。

これによって、心的外傷の記憶が消えなかったり、過敏に反応したりするようになります。

PTSDの症状は、以下の4つのカテゴリーに分けられます。

再体験:心的外傷の記憶が頭から離れなかったり、夢に見たり、現実に起こっているかのように感じたりします。
回避:心的外傷を思い出させるものや場所を避けたり、感情を麻痺させたりします。
興奮:イライラしたり、怒りやすくなったり、不眠や集中力低下などの身体的な症状が出たりします。
認知・情動の変化:自己評価が低くなったり、他人や世界への信頼が失われたり、将来への希望が持てなくなったりします。

PTSDは、放置すると重症化したり、他の精神障害を引き起こしたりする可能性があります。

そのため、早期に専門家の診断や治療を受けることが重要です。

PTSDの治療法には、認知行動療法やEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)などの心理療法や、抗うつ薬や抗不安薬などの薬物療法があります。

治療法は個人によって異なるため、医師やカウンセラーと相談しながら適切なものを選ぶ必要があります。

PTSDは、深刻な精神障害ですが、治癒不可能なものではありません。

心的外傷から回復するためには、自分自身や周囲の人々への理解と支援が必要です。

PTSDに苦しむ人は決して一人ではありません。

あなたの気持ちを受け止めてくれる人や機関は必ず存在しますので、勇気を持って一歩踏み出してみましょう。
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2024-03-10

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