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2020-05-23 (Sat) 13:07

思い込みが作る嘘、確証バイアス

人は、基本的に先入観や思い込みで物事を判断してしまいます。

あることに対して言った、言わないの口論になることってありませんか?

ここでやっかいなのは、自分が正しく相手が嘘をついていると思っていることです。

これは二つの嘘が関わっています。

まずは情報を記憶する際の嘘です。

一度「こうだ」と思いこんでしまうと、それに当てはまる情報だけを集めようとしてしまいます。

これを確証バイアスと言います。

自分の先入観や思い込みで物事を見てしまうと自分に都合のいい事実ばかりを集めてしまい先入観をさらに強くしてしまいます。

例えば、第一印象で「嫌な人」という印象を持ってしまったら

その人の嫌なところばかりに目がつくようになってしまいます。

次に記憶を思い出す際の嘘があります。

例えば、何か質問をされた時にそこに含まれる言葉によって

事実と違うイメージが引き起こされてしまいそれに合わせた記憶に作り変えてしまうことがあります。

人の記憶はとても左右されやすく曖昧になりやすいのです。

大切なことを思い出す時は、思い込みによって誘導されていないか注意をする必要があります。





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