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2023-09-26 (Tue) 08:56

健康診断の数値が悪くても心配ない、健康不安にならないようにしよう

血圧、血糖値、コレステロール値の下げ過ぎはNG
血圧や血糖値、コレステロール値を気にしている人は多いかと思います。

日本では、血圧や血糖値、コレステロール値などを下げることが推奨されています。

ですが、これは欧米型の医療常識をただ輸入しただけです。

日本人にとって○○値を下げることが果たして本当に正しいことなのか、ということを考えないといけません。

欧米人に当てはまったことが日本人でも当てはまるわけではありません。

生活習慣が違いますし遺伝子も違います。

欧米諸国では、成人男性で1日平均3000~3300㎉くらい摂っているとされています。

一方で日本の成人男性は、1日2400㎉とされています。

他の先進国に比べてこれは少ない数値になります。

特に日本人は、平均して食肉の量が少なくアメリカ人の1日300gに対して、100g程度しか食べていません。

日本人と欧米人では、死因も異なります。

欧米では、死因トップは心疾患ですが、日本の死因トップはガンです。

現在は、死因で肺炎と誤嚥性肺炎を分けていますが、分ける前は肺炎が第3位でした。

欧米人に多い心疾患は、血圧や血糖値が高過ぎないほうがリスクが低くなります。

しかし、日本人に多いガンや肺炎は、免疫機能の低い人が罹ってしまう病気です。

免疫機能を下げない為には、総カロリーやコレステロール値は高いほうが良いです。

このような違いを考慮しないで欧米の医療常識を押し付けてくるのが日本の医療と言えるのです。

高齢者に関しては、血圧や血糖値が高くて少しふくよかな人のほうが元気になります。

高齢になれば、誰でも血圧や血糖値は高くなる傾向があります。

これは、脳に十分な酸素と糖を行き渡らせる為だという説もあります。

現代の日本は、飽食の時代で血糖値やコレステロール値が高過ぎによる弊害が出ていますが、本来はそれらの数値がある程度高くないと元気を保つことができません。

フィンランドの保健局の調査で血圧、血糖値、コレステロール値をコントロールしないほうが死亡リスクが減少するという結果が判明しています。

また、日本の基準値が低過ぎることを裏付ける大規模調査もあるようです。

血糖値の指標になるヘモグロビンa1cは、5.5未満が正常とされていますが、実際には7~8程度を保つほうが長生きをしていますし、コレステロール値にも同じようなエビデンスがあるようです。

血圧に関しては、健康と関連付けるエビデンスはないようですが、血圧は少し高いくらいなら無理に下げる必要はないのではないでしょうか。

降圧剤は、だるくなったり足元がふらついたりしてしまい転倒するリスクが高くなってしまいます。

高齢者は、脳卒中になるよりも転倒によるリスクのほうが高いです。

転倒してしまい骨折、寝たきりになってしまっては血圧を下げた意味は何なのか、ということになってしまいます。

低血糖も同じことが言えます。

頭がもうろうとしてしまい意識障害を引き起こしてしまうかもしれません。

近年、高齢者の暴走事故が多いのも、日本の糖尿病治療や薬の副作用の意識障害がもしかしたら関係しているのかもしれません。

このようなことを考えると検査の数値が多少悪くても気にする必要はないと言えます。

数値を下げ過ぎてしまうリスクを考えると、血圧、血糖値、コレステロール値は多少高めでも良いと思います。

検査の数値に過剰に反応しないことが大切なのです。

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2023-09-26

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