2023-09-13 (Wed)
11:04
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はじめに
内閣府発表の令和4年版高齢者白書によると65歳以上の要介護または要支援の認定者数は増加傾向にあり2019年度の調査では655万8千人となっています。
また、2009年から10年間で186万人増加しています。
年齢区分別によると65~74歳の要支援と要介護認定者数は23万1千人、49万3千人ですが、75歳以上になると161万3千人、421万9千人と急激に増加しています。
65歳以上の要介護または要支援認定を受けた原因については、男女全体で1位は認知症、2位は脳血管疾患、3位は高齢による衰弱、4位は転倒・骨折、5位は関節疾患となっています。
男性では、1位が脳血管疾患、2位が認知症、3位が高齢による衰弱、4位が心疾患、5位が転倒・骨折となっています。
女性では、1位が認知症、2位が転倒・骨折、3位が高齢による衰弱、4位が関節疾患、5位が脳血管疾患となっています。
特に65歳以上の女性における転倒・骨折が要介護または要支援認定の原因の上位となっています。
男女ともにそれらの認定を受けないように転倒および転倒における骨折の予防をしていけると良いかと思います。
転倒の要因は、筋力やバランス能力低下など色々あります。
転倒者の割合については、65歳以上の約3割が転倒経験をしていて、そのうち約15%が繰り返し転倒を経験していると報告があるようです。
要支援・要介護認定の原因の一つである転倒についての予防対策として行われている転倒予防エクササイズについて説明をしていきたいと思います。
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