2023-08-16 (Wed)
15:05
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睡眠の質の改善や免疫ケアのブームもあって特に乳酸菌の市場規模は2022年に前年比9%増の48億円、23年には51億円に達すると見込まれているようです。
近年の乳酸品売り場には、これまでの定番だったお腹の調子を整える以外にも様々な機能性を謳う乳酸菌・ビフィズス菌入りのヨーグルトや飲料商品が増えています。
様々な種類がありますが、自分に合う商品をどのように選べばいいのでしょうか。
機能性ヨーグルトと乳酸菌飲料について見ていきたいと思います。
トクホと機能性表示食品の違いは?
ヨーグルトや乳酸菌飲料で内臓脂肪を減らすなど機能性が記されている商品は、基本的にトクホと機能性表示食品になります。
機能性表示食品は、事業者が先行研究などを基に科学的根拠を届け出さえすれば、機能性を表示できます。
トクホは、最終製品を用いた臨床試験や国の個別審査が必須になります。
機能性表示食品は、トクホと比べて科学的根拠の信憑性がまちまちになります。
認可に最終製品を用いたヒトでの臨床試験が必須のトクホに対して臨床試験なしで表示が認められている機能性表示食品は、判断が難しいということをまずは知っておきましょう。
ですが、トクホでも必ずしも信頼できるわけでもないかと思います。
機能性表示食品よりもトクホのほうがまだ信頼できるという程度です。
トクホ(特定保健用食品)
安全性や有効性について国の審査あり
最終製品を用いたヒトでの臨床試験が必須
消費者庁の許可マークあり
機能性表示食品
企業が責任を負い科学的根拠を消費者庁に届け出る
研究レビューのみで届け出ができる
許可マークなし
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↓↓↓
機能性ヨーグルトと乳酸菌飲料について
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