2023-08-12 (Sat)
09:53
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疲れは肝臓から
慢性的な疲れの原因は様々ありますが、元をたどれば内臓の不調に行きつくことが多いです。
その中でも肝臓は、摂取した栄養素を各細胞で使いやすい形へと変える代謝、アルコールをはじめとする有害物質を無毒化する解毒をしているので疲労に直結する臓器になります。
体内に入ってきた栄養素は、肝臓で加工されて血液を通して全身へと送られます。
腸管内で発生するアンモニアや摂取したアルコールなどの有害物質の無毒化も肝臓が行っています。
肝臓は代謝や解毒を担っているのでその処理能力が低下してくると疲労に繋がってしまいます。
ですので肝臓をいたわることであらゆる不調が改善されていくのです。
肝機能低下というとお酒のイメージが強いかもしれませんが、近年では過度の飲酒によるアルコール性脂肪肝よりもお酒を飲まない人の非アルコール性脂肪肝の増加が顕著になっています。
酒を飲まない人でも肝機能低下になるのです。
主に糖質過多などによって自覚症状がないまま代謝や解毒の機能が低下し疲れやすくなっているケースが多いです。
脂肪肝は国内の成人の約3分の1を占めていると言われています。
悪化すると肝細胞が破壊されて脂肪肝炎になり、肝硬変や肝臓ガンになってしまうリスクがあります。
自覚症状がないので健康診断や人間ドックでの血液検査の数値を見逃さないようにしましょう。
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