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2020-05-22 (Fri) 13:25

人はいつから嘘をつくの?赤ん坊でも嘘はつく

人は誰でも嘘をつきます。

嘘をつくことがないと思われがちですが、赤ん坊でも嘘をついています。

例えば、泣いているのに涙が出ていない

いわゆる嘘泣きですが、これは1歳になる前から覚えると言われています。

赤ちゃんは言葉が話せないので生きる為に泣くと言う行為をしています。

おしめが塗れたり、お腹がすいたりなどの不快感を親に伝える為に大声で泣くのです。

ですが、ただ赤ちゃんは親の関心を引く為に嘘泣きをすることも分かっています。

また、何か悪いことをした時に怒られるかもしれない

と感じると親の注意をそらす行動をしたり、聞こえないふりをしたりするとも言われています。

人は、成長するとともに嘘も上達していき上手くなっていきます。

空想や願望をあたかも本当にあったかのように話をしたり

自分のいたずらや隠し事を誰かのせいにしたり

嘘もどんどん上達をしていきます。

これはごく自然なことなので心配をする必要はありません。

嘘は社会的動物である人間にとって重要なコミュニケーションでもあるのです。


子供の嘘と対処法について

良い嘘
・空想の嘘
 猫と話したなど
 幼い子どもは、空想と現実の区別がつかないので自分の想像を現実にあったことと勘違いをしてしまうことがあります。

・願望の嘘
 親と約束をしてもいないのに今度おもちゃを買ってもらえるなど友達に話してしまうこと
 こうだったらと強く願うあまり本当だと思いこんでしまうことがあります。

⇒ 「嘘でしょう」「嘘ばかり言わないの」などと疑わずに真面目に話を聞いてあげましょう。
   子供の想像力を伸ばすことにも繋がります。



良くない嘘
・保身の嘘
 怒られるのを恐れてつく嘘
 自分が悪いことをしたのに知らないふりをしたり他の誰かのせいにしたりすること


・見栄の嘘
 周りに認められたい、注意を引きたいと言う思いから自分を大きく見せようとする
 友達をうらやましがらせたくて持ってもいない物を持っていると言ってしまうことなど


⇒ 嘘をつくと相手に迷惑をかけたり自分の為にならないことを説明をしっかりとすることが大切です。
 頭ごなしに怒らないようにしましょう。



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