2023-05-14 (Sun)
11:56
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45歳以上の4割がテストステロンが低値
テストステロンは男性ホルモンで、主に睾丸の中で作られています。
女性でも微量ではありますが、卵巣でテストステロンが作り出されています。
性別に関係なくテストステロンは副腎でも作られています。
男性ホルモンであるテストステロンは、睾丸や前立腺のような生殖組織、あるいは筋肉やひげ、声変わりなどで知られている第二次性徴に重要な役割を担っています。
それ以外にも精子の生成や骨密度の維持、筋力の維持、赤血球の生成や気分の安定にも関わりがあり、その人の日常生活にも影響を及ぼすことが分かっています。
一般的にテストステロンは加齢とともの生成量が減っていきます。
米国泌尿器科学会によると45歳以上の4割以上の男性がテストステロンの数値が低い状態になっているそうです。
また、20代、30代でもテストステロンが低値になっている人もいることが調査で分かっているので、必ずしも加齢によって低値になっているとは限りません。
若い時にテストステロンが低下してしまうのは、何らかの病気が原因の場合もあります。
例えば、糖尿病や甲状腺不全などがありますが、肥満もテストステロンの低下の原因に繋がります。
一般的には、テストステロンは緩やかに減少していきますが、急激にテストステロンが低下すると様々な症状が出てきます。
その場合は、病院で一度診てもらったほうがいいでしょう。
では、テストステロン値が低下すると身体にどのような症状が起こるのでしょうか。
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