2023-05-11 (Thu)
10:18
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タンパク質は生命維持に欠かせない
炭水化物、脂質、タンパク質は、三大栄養素と言われ、身体に欠かせない栄養素になります。
タンパク質はアミノ酸が結合して構成されていますので、タンパク質を食べることで様々なアミノ酸を摂取することができます。
食事で食べたタンパク質が分解されると鎖状に連なったアミノ酸分子がいくつも現れます。
この鎖は、長いものもあれば短いものもあります。
鎖の長さやアミノ酸の組み合わせによって持っている役割が変わってきます。
特に身体を作り、組織や器官を正常に保つ機能させるのはアミノ酸の基本的な働きになります。
アミノ酸には、体内で合成できる非必須アミノ酸と体内で合成できない必須アミノ酸があります。
必須アミノ酸は9種類あり、食事では必須アミノ酸をバランス良く含んだ食材を食べることが重要になります。
アミノ酸を食事で摂取することで私たちは生命を維持することができます。
1日のタンパク質の必要量は?
激しいトレーニングをするアスリートにとってタンパク質は、筋肉の発達に関わるとても重要な栄養素になります。
では、1日にどのくらいを目安に摂取すればいいのでしょうか。
中には、摂れば摂るほど効果が高いと思っている人もいるかもしれません。
ですが、必要量以上に摂取しても無駄になってしまいます。
タンパク質の摂取目安は、一般人であれば体重1kgあたり1g、筋肉をつけたい場合やアスリートの場合は、1.5~2.0g程度を目安にしてみましょう。
ボディビルダーなど激しいトレーニングをしている人は、タンパク質を2g以上摂取している人も多いかもしれません。
しかし、タンパク質は2gを超えて摂取してもタンパク質合成率は頭落ちになるので、無駄になってしまいます。
タンパク質をたくさん摂れば摂るほど筋肉がより合成されるわけではないのです。
摂り過ぎてしまうと体脂肪を増やすことにも繋がります。
もちろん個人差もあるかと思いますが、上限は2gを意識するといいのではないでしょうか。
また、タンパク質の摂り過ぎは腎臓に悪影響を及ぼすと言われていましたが、常識を遥かに超える量でなければまず心配はないようです。
しかし、腎臓が弱っている場合はタンパク質の制限がありますので注意が必要です。
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