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2023-04-07 (Fri) 14:11

ストレッチの種類3つと筋腱複合体の特性について、弾性と粘性

3種類のストレッチ
スポーツ現場で一般的に行われているストレッチには、静的ストレッチと動的ストレッチがあります。

また、ストレッチは能動的に行うこともあれば他動的に行うこともありますし、神経の反射機能を利用したストレッチ方法もあります。

スポーツの現場や臨床現場では、様々なストレッチが様々な目的で行われています。

ストレッチの種類は、大きく分けすと下記の3種類あります。

静止させる静的ストレッチ
これは一般的なストレッチであり、多くの人がイメージしているストレッチかと思います。
筋肉を伸ばして、数秒から数十秒その姿勢を保つ方法です。
筋肉をストレッチさせる為に特定の関節を通常の可動域以上の位置に固定させて一定時間保持し続けるストレッチになります。
筋肉を伸ばす為に関節の位置を保持する為には、自らの筋収縮を用いるだけではなく、重力、器具、パートナーによる補助などがあります。
静的ストレッチの特徴としては、静止状態に近い、極めてゆっくりとした動きで行います。

リズミカルな動的ストレッチ
動的ストレッチは一般的にリズミカルに、時には反動を用いて目的とする関節を通常の可動域以上に動かして目的とする筋肉を引き延ばすストレッチの種類を言います。
日本で広く知られている動的ストレッチの一例としては、ラジオ体操があります。
実は、ラジオ体操が動的ストレッチになっているのです。
ラジオ体操は、反動動作を使いリズミカルに関節を動かしながら様々な筋腱複合体を伸長させる運動形態です。
動的ストレッチでは自ら関節を動かし目的とする筋肉を伸ばす為に関節を動かしますが、静的ストレッチとは異なります。
関節の動きの最終位置を保持しないことが特徴と言えます。

PNFストレッチ(固有受容性神経筋促進法)
関節や身体の動きや位置を認知する感覚は、固有感覚と言います。
それを感じるセンサーのような器官を固有受容器と呼びます。
例えば、私たちの筋肉に存在する筋紡錘や筋腱移行部にあるゴルジ腱器官は、この固有感覚を感じる固有受容器です。
PNFストレッチでは、ある特定の固有受容器に刺激を与えてそれらを促進、または抑制させることによって、ストレッチの効果を高めることを目的としたストレッチになります。
PNFストレッチのやり方はいくつか種類もあります。

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2023-04-07

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