2023-03-18 (Sat)
08:51
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子供はマスクを外すことも大変
3年間も徹底されてきたマスク着用に一体どれほどの感染予防効果があるのか、今ではこれに対して疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
実際マスク着用に明確な感染予防効果は証明もされていません。
ですが、子供たちは違います。
そんな疑問を持つきっかけすらないまま、大人がしてきたマスク着用の生活を今も守り続けているのではないでしょうか。
今ではマスクを外すこと自体、抵抗を感じている子も多いようです。
でも、それはよく考えれば当たりまえのことなのです。
マスク着用の日常は、大人にとっては3年のことかもしれませんが、幼い子供からすれば人生の多くを占めているのです。
マスクを着けるか外すかの選択は、子供たちにとって大人が考えている以上に大きいことになっているのです。
ウイルスは地球上からいなくなりません。
コロナに限らず様々なウイルスと私たちは、これからもずっと共存していきます。
これは絶対に変えられない事実です。
そうした中で私たち大人が今こそ考えなければいけないことがあるのではないでしょうか、
それは子供たちが自らの意思でマスクをするか、しないかの決断ができる雰囲気を社会に取り戻すことではないでしょうか。
マスクを外そうと子供たちに伝えれば良いと思うかもしれませんが、それだけでは難しいと思います。
国立成育医療研究センターが公表した2021年8月の報告によるとコロナ前に比べて小学校高学年から高校生までの約半数が先生や大人に話しかけにくくなった、7割超が何らかのストレス症状を抱えている、15~30%に中程度以上のうつ症状がみられた、未就学児でも支援の必要がある子は20~40%になったそうです。
子育て中の親、子供たちが抱えている深刻な実態がこれによって分かるかと思います。
小学校中学年から高校生の時期の子供たちは、コロナ前の日常が脳内にしっかりと記憶として残っている世代になります。
その記憶を封印して突然始まった新しい生活様式に順応する為、これまで頑張ってきたのです。
そして、今子供たちはさらに努力を強いられる時間を迎えることになるのかもしれません。
それは、マスクのない日常に戻すことです。
大人にとっては簡単なことかもしれません。
しかし子供たちにとっては、また新しい生活様式に順応する為に時間とエネルギーが必要になるのです。
これほど子供たちにとっては大きな変化だということです。
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