2023-03-09 (Thu)
10:52
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マスク社会で表情を読むことができなくなった子供たち
周りにいる大人たちがいつもマスクをしていると子供たちは表情を読むことができなくなってしまいます。
家では、お母さん、お父さんがマスクを外して表情をみせているから問題がないと言う意見もあるかもしれません。
しかし、ある表情はこういう意味を持っているという理解をお母さん、お父さんなどごく身近な人との間だけではなく、家
族以外の様々な他者にも当てはめて広げていく必要があります。
これを般化学習と言います。
これこそが社会性を育む為に必要となるプロセスになります。
現代社会で乳幼児の社会性を育む場として大きな役割を果たしているのは、保育園やこども園、幼稚園などです。
これによって子供たちは、多種多様な人々の表情や振る舞いに触れる機会を多く得てきました。
ですが、マスク着用が日常的になってしまった今では子供たちは相手がどんな表情をしているのかを理解することが難しく、またそれを真似る機会も少なくなっているのです
実際に保育園で子供に接している先生からは「子供たちに笑顔を向けても反応が薄い」「子供たちに思いが伝わっていないように感じる」と言ったような声が上がっているそうです。
先生がマスクをしていると子供たちにとっては表情を読み取ることが非常に難しいのです。
さらには、自分が笑った時にも先生が笑い返してくれているのかどうかが分からないのです。
パンデミック以降に生まれたマスク世代は3歳を迎えようとしています。
日本のマスク社会は、もしかしたら永遠に続くかもしれません。
今までの対策についての検証も反省も何もなく、コロナ騒動によって激変した社会がこのまま長期化していくのを私たちは傍観していて果たしていいのでしょうか。
2022年4月、BBCがこんな記事を配信しました。
日本でいう文部科学省の第三者研究機関にある公的機関があります。
その機関がコロナでの英国の子供たちの現状について報告書を公表したという内容です。
それによるとコロナの2年で、相当な数の子供たちに言語の獲得の遅れや表情の乏しさ、不安傾向といったマイナスの影響が出ているとのことです。
欧米はすでに感染対策の為の規制はかなり緩められていて、屋外でも室内でもマスクをしている人はほとんどいません。
このような英国ですら、子供たちにこうした問題が生じているのです。
本当にこのままでいいのでしょうか。
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