2023-02-05 (Sun)
09:29
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お酒を飲まない人でも肝臓が疲れている
副腎ケアでは、まず腸を整えることをします。
腸を整えたら次は肝臓です。
肝臓は解毒機能があるので身体の出口とも言えます。
私たちは普段の生活で肝臓を意識することはあまりないかもしれません。
お酒を飲み過ぎたら肝臓に悪いな、と思うくらいではないでしょうか。
実は肝臓は5000以上の仕事をこなしています。
主な肝臓の働きは、代謝、エネルギーの貯蔵、解毒です。
摂取した栄養が腸で吸収されたそのままの形で利用されわけではありません。
肝臓の代謝によってエネルギー源となるブドウ糖はグリコーゲンと言う形で蓄えられます。
余ったグリコーゲンは中性脂肪になり、溜まり過ぎると脂肪肝になります。
肝臓が身体の出口と言えるのは、解毒機能があるからです。
身体にとって毒となるものを出すところが肝臓になります。
肝臓は、いわゆる体内のデトックス工場になります。
身体に有害な物質を分解して無毒化して尿や胆汁を通じて体外に排出します。
この肝臓の解毒機能を高めて毒を出せる身体にすることで副腎の仕事を減らすことができます。
現代人は、解毒しなくてはならないものが多すぎて肝臓の負担が増えていると言えます。
解毒しきれない毒素は体内にまき散らされて様々なところに炎症を起こします。
その炎症を抑えるのにコルチゾールが浪費されて副腎を疲れさせてしまいます。
私たちが気付かないうちに体内に入れている有害物質には、お酒などのアルコールだけではありません。
コーヒーに含まれるカフェインや食品添加物、整髪料、化粧品、殺虫剤、消臭剤、ドライクリーニングなどの化学物質、大気汚染、マグロなど大型魚に含まれる重金属などがあります。
また、病気を治す為に飲んでいる薬も身体にとっては有害物質になります。
現代では、普通に生活をしているだけで解毒しないといけないものばかりなのです。
その解毒作業が肝臓で行われているのです。
これでは肝臓の負担が増えていくばかりになってしまいます。
気が付いていないかもしれませんが、お酒をまったく飲まない人でも肝臓は疲れていると言えます。
日本の医療では、肝臓と言うとB型肝炎やC型肝炎と言ったウイルス性の病気が注目されますが、この解毒機能低下からくる病気については注目されることがあまりありません。
「私はお酒に弱いから肝臓も弱い」「健康診断で肝機能の数値に問題がないから大丈夫」と安心している人はちょっと待ってください。
病名を診断されなくても数値が正常値の範囲内であっても肝臓は疲れ切っているかもしれません。
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