2022-12-01 (Thu)
11:13
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人間は対立するようにできている
脳科学の観点から人間の脳は対立をするようにできています。
その結果を分かりやすく示しているのが、左、右であり、いわゆる保守とリベラルの争いです。
そもそも人間の脳は誰かと対立をすることが自然でもあり、対立をするようにできています。
「自分以外は全員愚か者」「自分以外は全員敵」など考えることも「自分以外は全員優秀」「自分以外は全て仲間」などと考えることも論理的にはほとんど同じことになります。
これは基準の取り方を変えているだけす。
ですので、どちらが上とか下とか考えて良い気分になったり落ち込んだりするのは、かなりバカらしいことと言えます。
ですが、そう考えてしまうのも自然のことで、ある程度は仕方がないことでもあるのです。
なので割り切ることも必要だと言うことにもなります。
自分と他人を比べて比較し、優秀だとか愚かだとか考えても本質的にあまり意味はありません。
人間は人それぞれ違うのは、そもそも当たり前のことです。
他人をバカだ、愚かだ、もしくは優れていると捉えようとすることは、違って当たり前の他人に対して自らの基準を無理に当てはめているだけです。
また、いくらこちら側が勝手に相手を自分の枠にはめたところで、相手がそのことだけで変わるはずもありません。
他人は変えられません。
なので、誰かをバカだとか頭が良いなどと定義しようとすること自体意味をなさないのです。
とは言ってもささいなことで誰かをバカだと断じてしまうのも人間の特徴でしょう。
そんな自分を苦々しく思う人もいるのではないでしょうか。
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