2020-05-17 (Sun)
14:14
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普段から運動をしている人は、心臓も一般の人よりも機能が良くなっています。
スポーツ選手にみられる心臓をスポーツ心臓と言い心臓の肥大化のことです。
心臓も筋肉なので運動をしている人は、肥大しています。
これは病的な肥大とはことなり生理的肥大なので何の問題もありません。
スポーツ心臓は新ん造内に溜められる血液量が一般人に比べて多くなります。
運動時には、この溜められた血液は押し出され、脈拍も増加し全身をめぐる血液量が増加します。
これによって全身の筋肉・臓器への酸素供給量が増えて協議能力を高めます。
スポーツ心臓は、動的スポーツ心臓と静的スポーツ心臓の二種類があります。
・動的スポーツ心臓
マラソンや水泳など有酸素運動を主に行っている心臓
運動中には、筋肉への酸素供給が多く必要となり血液量が増えるので心臓の容積の拡大を生じます。
・静的スポーツ心臓
重量挙げなどの筋力トレーニングを主に行っている心臓
運動中には血圧が300mmHg近くかそれ以上になることもあり心臓が血液を押し出す抵抗がますので心臓自体の筋肉が強化されて分厚くなります。
スポーツ心臓は、筋肉と一緒で運動をやめてしまうと少しずつ元に戻っていきます。
ほとんどの人の場合、1~3年で消失すると言われています。
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↻2020-05-17