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2022-08-13 (Sat) 11:03

神経伝達を攪乱するグリホサート、除草剤耐性と害虫抵抗性

グリホサートは神経伝達を攪乱する
グリホサートを主成分とするモンサントの除草剤であるラウンドアップの危険性が指摘されています。



グリホサートは、多くの日本人から検出される可能性があると言うのは民間団体のデータが元になります。

環境省などの公的なデータでは、ネオニコは検査の対象になっているのですが出荷量が最大のグリホサートは見つけることができませんでした。

しかし、日本は実に年間数千トンものGM作物を輸入しています。

検査をすれば、多くの人から検出される可能性が高いのではないでしょうか。

厚労省にグリホサート推定摂取量と言う表があります。

これは日本人が1日に食べ物からどのくらいグリホサートを摂取しているのかを推定したものになります。

これからグリホサートをたくさん摂取している食品をリストアップすると最も多いのが小麦になります。

プレハーベストで使用されたのが小麦に残留していると言うことでしょう。

その次が大豆です。

GM大豆を栽培するのに撒かれたのが大豆に浸透しているのです。

環境脳神経科学情報センターの木村、黒田純子氏によると「ネオニコは腸内細菌叢を変えることで自己免疫疾患などの要因になっていますが、グリホサートも同じことが起こっている」と言います。

「ラウンドアップは動物の腸内細菌叢に影響を及ぼすことが分かっています。善玉菌を減少させて悪玉菌を増やすことが複数報告されています。これは人間でも起こる可能性があります。さらに脳にも影響をして自閉症の一因になる可能性もあります。米国の疫学研究ではグリホサートの曝露と自閉症発症に相関関係があると報告されています。」

ネオニコは昆虫のアセチルコリン受容体に結合をして神経伝達を興奮させて殺します。

人間には、アセチルコリン受容体だけでなく、様々な種類の受容体があってそれぞれ生理作用も違います。

神経伝達物質はアセチルコリンだけでなく、グリシンやグルタミン酸やドーパミンなど約50種類あると言われています。

それぞれの伝達物質によって受容体も違ってくるので多くの種類があります。

この受容体に別の物質が勝手にくっつけば神経系を伝わる情報が混乱して何が起こるか分かりません。

グリホサートはグルタミン酸受容体の1種NMDA型受容体に結合をして過剰な興奮を起こして神経細胞にダメージを与えうつ状態を起こすと言う動物実験の論文がいくつか出ています。

それらによるとグリホサートがグルタミン酸に化学構造が似ているからだそうです。

また、グリホサートの化学構造はグリシンとも類似しているそうです。

木村、黒田純子氏によれば、NMDA型グルタミン酸受容体は、脳の発達、記憶、学習などに重要な機能を担っているのでグリホサートの影響が懸念されると言います。

低濃度のグリホサートが人の腎臓の細胞にNMDA型グルタミン酸受容体に結合をすると活性酸素が発生し細胞死を起こすと言う論文があるそうです。

グリホサートがNMDA型受容体に作用して活性酸素が発生すると言うことは、発ガン性や脳に障害を及ぼす可能性があると言うことになります。

2020年5月に妊娠したマウスにグリホサート製剤「ラウンドアップマックスロード」を含んだ水を飲ませたところ、このマウスから生まれた子供は通常の水を飲ませたマウスの子供に比べて自閉症スペクトラム障害のような異常行動を示して腸内細菌叢にも異常が確認されたと千葉大学から発表されています。

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2022-08-13

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