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2022-08-07 (Sun) 11:21

農薬の複合毒性については分かっていない、毒性が100倍になることもある

複合毒性については何も分かっていない
農薬一種類なら基準値以下でも食べた農薬類が複数あると人間の生理を変えてしまうこともあります。

また、単品では発ガン性がないのに複数に曝露すると発ガン性を発揮することもあります。

これが複合毒性です。

複合毒性に関しては、毒性試験は行われていませんし残留基準値もありません。

複合毒性には、農薬を製造する為に混ぜられた複数の化学物質による毒性と、食品等を通して複数を摂取することによる毒性とがあります。

例えば、ネオニコ系のダントツ水溶剤を見ると有効成分クロチアニジン16%と書かれています。

残りの84%については何も記載されていません。

お菓子などの加工食品のパッケージを見ると原材料名として素材だけでなく添加物等も詳細に記載されていますが、農薬は主要成分だけなのです。

おそらく界面活性剤など様々な添加物等が加えられているかと思います。

ダントツ水溶剤で複合毒性と言えば、主成分のクロチアニジンの毒性だけでなく、これら添加剤を合わせた毒性のことになります。

この複合毒性について神戸大学の星信彦教授はこう語っています。

「農薬の毒性検査と言いながら、通常原体(主要成分)の親化合物しか調べていないことが問題です。化学物質は生体内で分解されて複数の代謝産物になります。その中には親化合物よりも毒性が強いものもあります。1足す1足す1は3程度ならいいのですが、それが10にも100にもなることがあります。ですが、これが農薬では調べられていません。発ガン性もそうです。単品では発ガン性がないのに混ざると発ガン作用が出るものもあります。農薬だけでなく化学物質全般がそうなのです。農薬が化学物質であるということを認識していれば調べてもいないのに万全だとは言えないはずです。」

農薬の世界では、主要成分1種類だけで試験が行われます。

添加物は企業秘密だからだそうですが、医薬品なら1成分だけで臨床試験をすることはあり得ません。

なのに農薬ではそれが普通になっています。

複合毒性については、現在進行形で私たち自身で人体実験をさせられていると言えるでしょう。

昔の農薬は特定の作物だけに使っていたのでその基準を決めればよかったのですが、今では用途も様々です。

複数の作物にも使われているので体内で複合汚染が起り、濃度が高まっています。

例えば、お茶やお米、野菜などに使われるネオニコなどの農薬は、個別の品目では基準以下でも体内では一緒になってしまいます。

なので合計すると1品目の基準を超えてしまいます。

複合汚染の安全試験をしたら今の基準値は変るのではないでしょうか。

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2022-08-07

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