2022-07-15 (Fri)
15:45
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相手にいつも合わせていませんか
あなたは、自分の意志を大切にしていますか。
相手に嫌われない為に相手の意向を常に優先したりしていませんか。
このような非主張的態度を続けていると辛い感情が蓄積されていきます。
その一方で自分の意向ばかり優先してしまう相手を従わせる攻撃的な態度も辛い感情を招いてしまいます。
怒り、孤独感、みじめさなどです。
自分の思いを言えない人ほど辛くなりやすくなります。
心が辛くなりにくいのは、両者の中間であるアサーティブな表現方法です。
アサーティブな表現方法てゃ、自分のことをまず考えつつ、相手に配慮したした適切な自己主張です。
これを身に付ける練習をアサーショントレーニングと言います。
自尊心が持てずに親密になりにくい
非主張的な表現を選びがちな人は、私には価値がない、愛されない、と言うスキーマを持っていることが多いです。
なので意見の食い違いを極度に恐れて相手に合わせようとします。
周囲の空気を乱すことも恐れています。
しかし、私の意見などとるに足らないと言う態度は、自尊心をますます低下させて非適応的なスキーマを強化してしまいます。
嫌われることは少ないかもしれませんが、相手に心を開いていないので親密な関係を築くこともできません。
このような悪循環から抜け出す為にもアサーティブな表現方法が有効になります。
上手に自分の思いを言えるかチェックしてみましょう。
アサーション度チェックリスト(一部抜粋)
・あなたは誰かに良い感じを持った時、その気持ちを表現できますか。
・あなたは自分の長所や、なしとげたことを人に言うことができますか。
・あなたは自分が神経質になっていたり緊張している時、それを受け入れることができますか。
・あなたは見知らぬ人との会話の中に気楽に入っていくことができますか。
・あなたは自分が知らないことや分からないことがあった時、そのことについて説明を求めることができますか。
・あなたは人に援助を求めることができますか。
・あなたが人と異なった意見や感じを持っている時、それを表現することができますか。
・あなたは自分が間違っている時、それを認めることができますか。
・あなたは適切な批判を述べることができますか。
・人から褒められた時、素直に対応できますか。
・あなたの行為を批判された時、受け応えできますか。
・あなたに対する不当な要求を拒むことができますか。
・長電話や長話の時、あなたは自分から切る提案をすることができますか。
無意識のうちに、日主張的な表現が習慣化していることもあります。
まずは、あなたのアサーション度を確認してみましょう。
非主張的表現は、日本人に特に多く見られる傾向です。
お互いに意見を言い合うことが苦手で異なる意見に対して否定されたと感じる人も多いようです。
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