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2022-07-14 (Thu) 12:12

ネオニコ系農薬は無毒性量以下でも発達障害や不妊など大きな影響を及ぼすかもしれない

発達障害が急増
2012年農薬メーカーが「ネオニコは哺乳動物の神経には影響をしない」と言っていた頃、環境脳神経科学情報センターの木村、黒田純子氏らが培養細胞を用いた実験で世界で初めてごく少量のネオニコがラットの小脳の神経細胞の活動を攪乱して毒性を発揮することを報告しました。

その論文でネオニコチノイド系農薬には、ヒトの健康を害し特に子供たちの脳の発達に影響する可能性があると警告をしました。

この論文は、世界中に報じられて欧州食品安全機関(EFSA)に影響を与えたと言われています。

20年以上前になりますが、学級崩壊と言う言葉が使われるようになりました。

小学校の教室で児童が突然立ち歩く、暴れるなどして、学級運営が成り立たなくなることが相次いで、その一因として発達障害の増加が言われていました。

ですが、当時は発達障害と聞いても何?と言う感じでした。

ところが現在、自閉症スペクトラム障害、ADHD、学習障害は、学校現場の感覚では生徒の10人に1人、文化省の調査でも15人に1人いると言われていて、今ではその存在が当たり前になっています。

では、なぜこれほどまで急激に増えたのでしょうか。

発達障害は、今までは遺伝と言われていました。

しかし、遺伝的要因だけでは短期間にこれほど増えることはないでしょう。

PCBやダイオキシンなどもその可能性がありますが、それらは曝露される量が年々減っています。

なので発達障害が増加する原因と考えるのは難しいでしょう。

木村、黒田氏が注目をしたのがここ20年程で著しく増加しているネオニコ系農薬だったのです。

OECD主要国における自閉症の有病率と農地面積当たりの農薬使用量を見ると農薬の使用量と自閉症の有病率は一致するのです。

これを見ても日本は発達障害大国であることが分かるかと思います。

もちろんこれはあくまで相関関係があると言うだけで、因果関係を示すものではありません。

ですが、12年にアメリカ小児学会が子供に対する農薬の曝露が発達障害や脳腫瘍などを引き起こしやすくなると警告しています。

このことを考えるネオニコが原因ではないかと疑ってしまいます。

発達障害が急激に増えた原因は、ネオニコなのかもしれません。

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2022-07-14

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