Top Page › 健康に関すること › 胸郭出口症候群
2020-05-17 (Sun) 09:57

胸郭出口症候群

鎖骨周辺で腕神経叢という腕や手指に行く末梢神経の束、腕や手指に行く鎖骨下動脈と言う血管とともに圧迫されて起こります。
心臓から続く血管が、胸部を出たところで圧迫されるのでこの名称です。
首や肩・腕を特定の位置に持っていくと腕や手指に痺れやだるさ、痛み等が出ます。
首が長くなで方の女性に多く、20代にピークがあります。

原因
鎖骨周辺で神経や血管を圧迫する原因がいくつかあり、これらをまとめて胸郭出口症候群と呼びます。

前斜角筋と中斜角筋の間で圧迫されると斜角筋症候群、鎖骨と第一肋骨の間で圧迫されると肋鎖症候群、小胸筋を通る時に圧迫されると小胸筋症候群、頸椎にある余分な肋骨で圧迫されると頚肋症候群と言います。

症状
手指や腕の痺れ、熱感・冷感、脱力感で始まり徐々に首や肩、肩甲部にうずくような痛みが現れます。
肩をあげて後ろに反らす運動をする時に症状が強くなります。

神経が圧迫されると痺れや痛みが現れます。

動脈が圧迫されると腕や手指が蒼白になり、静脈が圧迫されると腕や手指の暗青紫になります。

進行するとこのような動作がまったくできなくなります。

肩鎖と診断
鎖骨のくぼみを指で圧迫して痛みや痺れを誘発させるモーレンテスト、首を反対に倒して反らせる手首の動脈の脈拍が降れなくなるアドソンテスト、肩をあげて後ろに反らせる手首の動脈の脈拍がなくなるrライトテスト、首をあげて後ろに反らせた位置で指の屈伸運動を行うと、腕がだるくなって3分間続けらなくなる3分間挙上負荷テストなどがあります。

首や肩を特定に姿勢にすることで痺れや痛み、手指の色の変化が現れたら整形外科に受信します。

同様の症状が現れる病気は、脊椎の疾患や鎖骨周辺や肺の腫脹など様々なものがあります。


関連記事

スポンサーリンク

2020-05-17

Comments







非公開コメント