2022-03-30 (Wed)
10:38
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スポーツ障害の多くは使い過ぎ
スポーツ医学では、スポーツ外傷とは「スポーツ活動中に1回の大きな外力が働いて起こるもの」で一般的には怪我と言われているものです。
これはコンタクトプレーなどによる打撲、捻挫、脱臼、骨折などがあります。
これに対してスポーツ障害とは、偏ったスポーツ動作が繰り返されることによって起こり故障と言われるものです。
これには、疲労骨折、シンスプリント(脛骨骨膜炎)、膝蓋腱炎などがあります。
ここではスポーツ障害についてのお話をいたします。
機械に疲労的損傷があるように人間の身体も一つの箇所を使い過ぎれば破綻をきたします。
これは筋肉や骨、関節などの身体のどこの部分でも起こり得ることで、同じストレスを繰り返してかけ続ければ必ず故障をしてしまいます。
無制限に動かしても問題のない箇所はないのです。
一か所に大きな負担が加わって起こる外傷は、物理的なエネルギーが大きいほど外傷の程度も重くなります。
では、負担が小さければ問題がないのかと言うとそうではありません。
機械が小さなエネルギーを積み重ねることで金属疲労を起こします。
これと同じように人間の骨で言えば疲労骨折に繋がります。
スポーツ障害の多くは、練習のし過ぎによる使い過ぎが原因なのです。
スポーツ障害を予防するには、オーバーワークにならないように休養をしっかりと取ることが大事になります。
適切に休養を取らないとスポーツ障害のリスクを高めてしまうのです。
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