2022-03-29 (Tue)
08:53
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生きる為に食べる、生きることは化学反応の連続
食事と言うと、主食、主菜、副菜が並んだバランスの良い献立を思い浮かべる人も多くいると思います。
ですが、現代社会ではこのようなバランスの良い食事をしている人は少ないのではないでしょうか。
味の素グループが40年以上に渡って行っている主婦の食生活意識調査の献立を決める時のポイントに関する質問の回答で20代では栄養バランスが10位以内に入らなくなってしまいました。
30代では8位で簡単に作れるが上位のほか、夫や子供の嗜好が重視されています。
この結果は、様々な社会的背景を反映していると言えるでしょう。
食べた物は、自分の血となり肉となります。
栄養バランスを考えた食生活はスポーツや人生を長く楽しむ為にも大切にしたいことです。
では、なぜ私たちは食事をしないといけないのでしょうか。
これを理解すれば栄養がいかに大切であるかが分かると思います。
私たちが生きる為に必要な物質は三つあります。
一つは酸素です。
細胞がエネルギーを作って使い続けるには、酸素がないといけません。
二つ目は水です。
人間が生きること自体、化学反応の連続です。
化学反応は全ての物質を水に溶かした状態で進んでいきます。
なので溶かす水が足りないと濃度が濃くなって通常の化学反応ができなくなってしまいます。
体内の水分量はとても重要で身体の3%の水分を失っただけで正常に動くことができなくなります。
三つ目が化学反応の材料となる栄養素です。
栄養成分のうち生きる為に絶対に必要な物質だけが栄養素と名乗ることができます。
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