2022-03-26 (Sat)
15:53
✎
トレーニングによる筋肥大効果は総負荷量で決まる
筋力トレーニングは、一般的には週2~3回程度とされています。
筋力トレーニングをすると筋肉が疲労をするので回復するまで時間がかかります。
その為に中1日空けて週3回、もしくは中2、3日空けて周2回などになります。
では最適な頻度と言うのはあるのでしょうか。
これについては週に何回トレーニングをするのか、トレーニング頻度は重要ではないことが分かっています。
筋力トレーニングの効果は、頻度ではなくトレーニングの総負荷量によってその効果が決定されます。
筋肥大の効果は、トレーニングの強度×回数×セット数によって決まるのです。
週のトレーニング総負荷量が大きくなれば筋肥大の効果は高まります。
2016年ニューヨーク市立大学のシェーンフェルドらは世界で初めて筋肥大の効果と週単位のトレーニング頻度(週1~3日)を調べた7つの研究報告を解析し報告をしました。
・週1日のトレーニングでは効果がない
・週2日で筋肥大効果が認められた
・週3日でも同様の効果が認められた
この結果から週の頻度を増やして週単位での総負荷量を増やすことによって筋肥大効果が高められることが示されたことになります。
続きはこちら
↓↓↓
- 関連記事
-
- 糖質の摂取量は減っているのに糖尿病は急増している
- 筋肥大をさせるには「強い力を出すこと」「トレーニング容量を増やこと」が重要、70~80%1RMがちょうどマッチしている
- トレーニング後、プロテイン+糖質による筋肥大効果は十分なタンパク質摂取で代替できる
- 農薬の複合毒性については分かっていない、毒性が100倍になることもある
- カノーラ油は寿命を縮めるかもしれない、解明されていない微量成分が危険かも
- 筋力向上は高強度一択、筋力は筋肉量だけでなく神経活動も関係、イメージトレーニングでも筋力は向上する
- 薬に頼らず病気にならないような生活を送ることが大事!過度の除菌・殺菌は逆効果かも!?薬は自律神経を乱す
- プロテインは長期的な筋力トレーニングの効果を高める!タンパク質はバランス良く摂取しよう
- 健康を支える常在菌、私たちは微生物と共存している
- 筋肉を強くする力学的刺激を高めるには?バリスティックトレーニングは瞬間的に大きな力を発揮する
- 「筋肉は大きな力を発揮しなくても太くなる」は今や常識!様々な要因が関係
- トレーニングは夕方が最適かも!?就寝前のプロテインは就寝時のタンパク質合成率を高める
- メンタルヘルスのカギ「レジリエンス」周囲の環境が大事、回復、抵抗、再構成
- 糖尿病はリノール酸によって発症リスク上昇、インスリン抵抗性が生じる
- 「楽なトレーニングでは強くなれない」は根性論ではなく生理学的に正しい
スポンサーリンク
↻2022-03-26