2022-03-12 (Sat)
09:58
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筋肥大に成長ホルモンは重要視されていない
かつては、成長ホルモンが筋肥大に直接関わっていると考えられていましたが、近年ではあまり重要ではないと考えられています。
たまたま筋肉が太くなるよう刺激が加わった時、一種のパラレリズムとして成長ホルモンの分泌が上がるので、そこに因果関係がると言う考えが支配的になっていたのかと思います。
1980年代後半から2000年代前半くらいまでは常識として考えられていましたが、今では過去の知識であると言うことを覚えておきましょう。
もちろん全く関係がないわけではありませんが、どちらかというとマイナーな効果になります。
その一方で男性ホルモンであるテストステロンは、かなり重要な役割を果たしていることが分かってきています。
男性ホルモンの分泌を増やすには、トレーニングの容量を増やすしインターバルを短くすることが有効です。
ネズミなどの動物に男性ホルモンを長期的に作用させると、たいした運動をしなくても筋繊維が太くなることが判明しています。
このことからも男性ホルモンのテストステロンと類似するアナボリックステロイドがドーピング物質として効果的であると言うことも分かります。
成長ホルモンと違って男性ホルモンは、筋肥大にとても重要な役割をしています。
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筋肉から分泌されるインスリン様成長因子(IGF-1)が筋肥大に重要!成長ホルモンはあまり関係ない
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