2020-05-16 (Sat)
15:53
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肩甲骨の特徴
肩甲骨は胸部の背部に位置し第2肋骨~第7肋骨の範囲にある。
肩甲骨背側部(後面)は全体が弱く凸面をなし、上部1/3のあたりに長く大きな骨隆起が
横たわっているが、これを肩甲棘と言う。
肩甲骨の外側端は偏平な大きな突起をなし肩峰とよばれ、鎖骨との間に肩甲鎖骨関節を形成する。
肩甲骨の内側上端部は上角と呼ばれ下端部は下角と呼ばれる。
自然立位時に両側の下角を結んだ線は第7胸椎棘突起の高さに位置する。
肩甲骨上縁の外側部、すなわち烏口突起の基部内部は陥凸しており、これを肩甲切痕といい肩甲上神経がここを通り背側に達する。
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↻2020-05-16