2022-02-07 (Mon)
11:56
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筋肉が太くなるのは様々な要因が複雑に絡み合っている
現在では、タンパク質を合成する工場であるリボソームを活性化するmTORを中心とする反応系に注目が集まっています。
リボソームで何が起こっているかは分かりつつありますが、筋力トレーニングをしてから工場を刺激するまでの間に何があるのか、については詳しく分かっていません。
筋力トレーニングをしたり大きな力を出したりすると筋肉が太く強くなる、と言うのは非常に分かりやすい現象です。
しかしなぜそうなるのか、その解明が一番難しいのです。
筋力トレーニングの「何が」筋肉を太くするのかが分かっていない状態なのです。
それが分かれば、筋力トレーニングのやり方自体も劇的に変わってくる可能性があります。
その「何が」の正体が分かれば、それを一番強く刺激する方法を行うことで、筋肉が一番太くなるはずだからです。
完全に分かっていない状態ではありますが、「何が」の候補はいくつか考えられます。
それは「メカニカルストレス」「代謝環境」「ホルモン・成長因子」「筋繊維の損傷・再生」です。
これら5つの要因が複雑に絡み合って筋肉が太くなると考えられています。
現在では、これらの複合的な効果によって筋肉が太くなっていくと思われていますが、何がどのように働いているのかはまだ結論を出せる段階ではありません。
筋肉を太くさせるには、様々な要因が複雑に絡み合って起こり単一の刺激でも効果はあります。
ですが、おそらく一番良い方法は全ての要因が良好に刺激されることかと思います。
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