2022-01-27 (Thu)
11:39
✎
筋繊維はトレーニングをすると遅筋化する
筋繊維には、大きく分けると瞬発力に優れた速筋繊維と持久力に優れた遅筋繊維があります。
これらの筋繊維の割合は個人個人で異なり遺伝的要因が強いとされていますが、トレーニングをしても筋繊維の変化は起こります。
速筋繊維の中にもより瞬発力に優れたタイプⅡxは、持久的なトレーニングをするとより遅筋繊維に近いタイプⅡaにシフトしていきます。
人間の場合、そこから遅筋繊維であるタイプⅠにシフトすると言う報告はないようですが、動物では遅筋繊維であるタイプⅠに変わってしまうことが分かっています。
動物で変化が起ると言うことは、人間でも同じようなことが起こる可能性があると考えることができるでしょう。
では、持久的なトレーニングではなくて、筋力や瞬発的な能力を高めるトレーニングをした場合はどうなるのでしょうか。
例えば、ウエイトトレーニングで大きな筋力を発揮し筋肉を大きくするようなトレーニングを繰り返した場合、遅筋繊維が速筋繊維に変化することがあるのでしょうか。
結論からすると、それは残念ながら起こりません。
動物にレジスタンストレーニング(筋力トレーニング)をさせることは難しいので、人間の筋肉を採取して調べられた研究がいくつかあります。
そして、そのほとんどがタイプⅡxからタイプⅡaに移行すると言う結果が出ています。
つまり持久的なトレーニングをした時と同じような変化が起こると言うことなのです。
続きはこちら
↓↓↓
- 関連記事
-
- 栄養素は体内の化学反応の材料でバランスが大事、身体は化学反応の連続
- 糖尿病の原因は脂質と言う事実を国と企業が隠している?国が発表する統計では重要な真実が読み取れない
- プロテインは長期的な筋力トレーニングの効果を高める!タンパク質はバランス良く摂取しよう
- 乳酸は疲労をするような運動をした結果としてできる、乳酸性作業閾値(LT)乳酸が一気に増えるポイント
- 水道水はペットボトルの水よりも安全、水を飲んでも肌は潤わない!摂り過ぎ注意!ココナッツオイル、サプリメント
- インスリン抵抗性は脂肪細胞の貯蔵が限界になると生じる、脂肪の貯蔵力で血糖値は決まる!?
- 代謝の過程で作られる老廃物、体内から入ってくる有害物質について
- 食品と健康の気になる疑問11、コラーゲン、乳酸菌、グルコサミン、βカロテン、プリン体
- 筋肉から分泌されるインスリン様成長因子(IGF-1)が筋肥大に重要!成長ホルモンはあまり関係ない
- スポーツ現場での個人情報は取り扱いに注意しよう!ルール3つ
- 医療で死亡者が増えるかもしれない!?自分を守るのは自分、薬害はなくならない
- カノーラ油は寿命を縮めるかもしれない、解明されていない微量成分が危険かも
- 正しい治療とは一体何なのか?病気の大半は生活習慣で作られる
- トレーニング後、プロテイン+糖質による筋肥大効果は十分なタンパク質摂取で代替できる
- トレーニングは夕方が最適かも!?就寝前のプロテインは就寝時のタンパク質合成率を高める
スポンサーリンク
↻2022-01-27