2022-01-21 (Fri)
08:51
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筋腱複合体
人間の動きや運動の中には、厳密な等尺性収縮(筋肉の長さは変わらず力を出している状態)はありません。
筋肉の両端は腱に繋がっています。
この腱は紐のような構造で基本的には伸びないのですが、それでも少しだけ伸びるようになっています。
ハンカチをイメージすると分かりやすいと思います。
ハンカチも基本伸びませんが、縦横に縫ってあるので斜めに引っ張ると少しだけ伸びます。
腱を構成するコラーゲンもこのハンカチと同じような構造をしています。
なので、スポーツパフォーマンスや運動中に発揮されるパワー、スピードなどを考える場合、腱の影響を無視するわけにはいきません。
最近では、筋収縮を考える際に筋腱複合体と言う言葉が使われるようになりました。
筋肉と腱をまとめて特性を考えようと言う傾向が強くなっているのですが、筋腱複合体の複雑な運動を理解するのはとても大変です。
ですのでここでは、筋肉そのものの特性に的を絞って考えていきます。
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