2022-01-12 (Wed)
10:23
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心を整理する方法はいくつもある
認知行動療法は、バリエーションが豊富です。
認知の修正、行動の修正だけでもいくつもの方法があります。
自分に合うものを選んで行うと良いでしょう。
最近注目をされているものにマインドフルネスがあります。
マインドフルネスも認知行動療法の一種です。
一瞬一瞬の体験に心を集中させて、特定の認知や感情から解放される方法になります。
リラクゼーションの方法もあるので不安を鎮め身体をリラックスすさせるのも良いでしょう。
不安が強い時はできそうなことから
毎日のワークなんてとても無理と不安を感じる人もいるかと思います。
まずはできそうなワークからでも大丈夫です。
無理なく少しずつ行うようにしていきましょう。
このような不安が生じるのは、「全て完璧にこなさなければいけない」と言う認知のせいかもしれません。
気分が落ち込みやすい人は「完璧にやれないなら意味がない」と決めつける傾向があります。
むやみに不安がらずに一歩踏み出す勇気も大切です。
「絶対に無理と言う根拠はないよね」「上手くできることもあるかもしれない」と言うように思考を変えていきましょう。
怒りっぽさや人見知りも変えられる
怒りっぽいのは性格と思っている人は多いことでしょう。
原因は性格ではなく、認知です。
怒りをコントロールできない人は「人はこうあるべき」と言う価値観に囚われているのです。
正義感が強く、まじめな人とも言えるかもしれません。
ただ、相手が自分の望むように行動をしてくれないと相手をせめてしまうことがあります。
怒りの問題を抱えているなら、非適応的認知を適応的な認知に変える必要があります。
反対に引っ込み思案で思ったことを言えない人、人見知りが強い人にも認知行動療法が効果的です。
「人に嫌われてはいけない」「人前で恥をかいたらおしまいだ」と言う非適応的認知に挑戦をしていきます。
自分が思っているほど人はそんなに他人のことばかり気にしていません。
あなたが自分に課しているルールが本当は必要ないものだったと気付けるのではないでしょうか。
まずはやってみることが一番大切なので、実際に行ってみましょう。
認知行動療法はこんな時に役立つ
憂鬱、不安、孤独、怒り、どんな感情も行き過ぎると辛くなります。
仕事のストレスで会社に行きたくない
人前で話したり、大勢の人に見られるのが苦手
自分に自信が持てずに直ぐに不安になる
恋人がいないし、友達もあまりいない、孤独で辛い
上手くいかないことがあると、直ぐにイライラしてしまう
パートナーとの関係が上手くいかず悩んでいる
嫌われるのが嫌でいつも自分の気持ちを抱えている
認知行動療法で、これまで抱えていた悩みや感情に挑戦をしてみましょう。
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