2022-01-10 (Mon)
10:23
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常温で油は液体、脂は固体
今では糖尿病は国民病となっていますが、日本において糖質摂取量は、昔と比べて減っています。
この事実があるので糖尿病患者が急増した原因を糖質の摂取が増加したからと言うのは無理があるのではないでしょうか。
1960年~2010年の50年間に脂質の摂取量が増加したと言う事実があります。
戦後が残っていた1950年代には、ほとんど変動がなかった脂質の摂取量が1960年頃を境に増えています。
糖尿病は、それよりも約10年遅れて1970年頃から増加し始め1980年頃から急激に増えていきました。
脂質とは、水に溶けない物質の総称です。
いくつかの物質がありますが、主に油脂と捉えて問題はないかと思います。
一般にサラダ油のように常温で液体の脂質を油、バターや肉の脂質のような常温で固体の脂質を脂と呼んでいます。
この二つを合わせて油脂になります。
油脂には、動物性と植物性があります。
大豆油、オリーブオイルなど常温で液体の油は植物性が多いです。
バターや肉の脂肪、ラードのように常温で固体の脂は動物性が多いです。
しかし、最近ではパーム油、ココナッツオイルのように植物性の脂も広く使われるようになっています。
そして、魚油は動物性ですが油です。
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