2021-12-14 (Tue)
09:32
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パーソナルスペース
人は誰もが自分の空間的な縄張りを持っています。
これをパーソナルスペースと言います。
人は自分の縄張りの空間であるパーソナルスペースを侵食されると不快な感覚を持つことが多くなります。
アメリカの文化人類学者のホールは、日常の距離には次の4種類があると考えています。
密接な人との距離
近接相(0~15㎝)は視線を合わせたり体臭や相手の体温を感じたりするコミュニケーション距離です。
遠方相(15~45㎝)は親しい二人が使う手が届く距離です。
相手に表情が理解可能な距離
近接相(45~75㎝)はどちらかが手や足を伸ばせば相手の身体に触れることが可能な距離です。
遠方相(75~120㎝)は両方が手を伸ばせば指先が触れ合う距離で相手の身体をつかまえられる距離です。
ビジネスに適した社会距離
近接相(120~210㎝)は相手の身体に触れたり微妙な表情の変化を感じたりすることができない距離です。
会社ではお客様と対応をする距離です。
遠方相(210~360㎝)では顔の表情は見えないが相手の姿全体は見える距離です。
個人的希薄な公衆距離
近接相(360~750㎝)は相手の様子が分からず個人的な関係はほとんど成立しません。
相手も自分自身の存在も目につきにくいです。
遠方相(750㎝~)では言葉の細かいニュアンスが伝わりにくく、身振り、手振りなどコミュニケーションが可能です。
味覚や嗅覚と人の心理
味覚嗅覚は知覚心理学の分野になり、心理的要素が強いです。
この分野が障害されることによって人は様々なストレスを感じるようになります。
また、偶発的に障害するような刺激が加われば不快な感覚を持ちます。
このことから味覚や嗅覚を障害するようなものを排除するように心掛けなければいけません。
味覚
味覚の情報を受け取るのは舌にある味細部と言う神経細胞です。
舌には舌乳頭と言う組織が表面にあります。
舌乳頭の中に味細胞と言う種類があります。
味細胞は味物質に反応をして電気信号に変えて脳に伝えます。
味には、「塩味」「甘味」「酸味」「苦味」「うまみ」の5基本味と言われる味があります。
嗅覚
鼻腔内の奥の上の部分にある嗅粘膜には、嗅細胞があります。
この細胞は30日程度で新しい細胞に生まれ変わります。
嗅細胞には、色々な匂いに対するレセプターがあり、匂い物質がそのレセプターにくっつくと電気信号が生じて脳に伝えられて匂いを感じます。
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