2021-10-26 (Tue)
09:35
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コンプレックスを味方にすると人生で成功を収めることができるかも
心理学ではコンプレックスを補う為に頑張ることを補償行動と言います。
例えば、両親が病気で亡くなり親孝行をすることができなかったコンプレックスをバネに医者になった人などコンプレックスを力に変えた補償行動と言えます。
このようなコンプレックスがある人は、埋め合わせをしようと頑張るので成功しやすい傾向にあります。
逆に気をつけないのが、コンプレックスを持て余して行き過ぎた防御姿勢をとってしまう場合です。
例えば、年配者がスマートフォンでコミュニケーションをとる若者にたいして「そんな付き合いは薄い付き合いだ」と言ったり「スマートフォンに依存している」と危険性を大げさに取り上げて批判すると言った行為です。
これはスマートフォンの使い方がよく分からなかったり、ネットを使ったコミュニケーションが理解できないと言うコンプレックスがこのような行動を起こさせているのです。
例え高齢者でもスマートフォンを使いこなしている人なら、このような批判はしないことでしょう。
ですが、実際にスマホ依存の人が多いのも事実ですし、ネットでは付き合いが薄くなるのも事実でしょう。
便利ではありますが、あまりにも頼り過ぎるのも問題かとは思いますので、依存し過ぎずに適度に利用することが大事だとは思います。
また、コンプレックスは、誰でも持っているものです。
他人を批判したいと思った時は、まずそれが自分のコンプレックスに基づいていないか冷静に考えてみると良いでしょう。
コンプレックスは、上手く使うと力になりますが、逆に働いてしまうとマイナスの力になってしまいます。
コンプレックスを力に変えることができれば、何か大きな目標を達成する可能性を高くしてくれるはずです。
リード法で冷静に状況を分析しよう
最悪の状況になってしまった時に使いたい心理術と言うものがあります。
仕事で大きなミスをした、恋人に今にもフラれそう、親から勘当された、など
人生には、最悪な状況が来ることがあることでしょう。
そんな時、焦らずに試してみたいのがアメリカのポール・G・ストルツ博士が提案したリード法です。
リード法は、Listen・Explore・Analze・Doの頭文字を取ったものです。
Listenは冷静になり現在の置かれている状況を考えること
Exploreは、これまでの経緯からどこに問題があったのか探すこと
Analyzeは、なぜその問題が起こったのか原因を分析すること
Do、は自分ができることを実行すること
この手順を経て問題を解決しましょうと言いう方法がリード法になります。
人は目の前に危険が迫るとパニックになってしまい普段では考えられない行動をしてしまいます。
冷静ではない状態で下された判断は間違っていることが多く後で後悔を生んでしまいます。
人生で何か大きなピンチがきたら、まずリード法を思い出して現在の状況を考えて、問題を探しして、原因を分析しましょう。
そして、最後に自分にできることを実行してみましょう。
これを実践することで、少し頭を冷やす時間ができますので間違った方向に進んでしまうことを避けることができます。
後で後悔しない為にリード法の活用をしてみましょう。
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