2021-10-13 (Wed)
10:13
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丁寧すぎる言葉遣いは相手と距離を保ちたいと思っている
育ちがが良くて厳しくしつけられた人であれば、誰に対しても丁寧な言葉を使って相手と話すことはよくあることです。
一般の人でも目上や年上の人を相手に対して敬語で丁寧な言葉を使うのは普通のことですが、中には同期や年下にまで丁寧な言葉を使って話している人もいるかと思います。
初対面であれば、どんな人であっても敬語を使うかと思いますが、仲良くなったつもりでもなかなか相手が言葉を崩してくれない場合どう感じるでしょうか。
おそらく心の距離が縮まったようには感じられないのではないでしょうか。
それはそのはずで、いつまでも丁寧な言葉を使っているのは心を開いているつもりはないからです。
丁寧な言葉を使う心理としては、いくつか考えることができます。
まずは、自分の方が優れているのにあの人の方が上司に気に入られていると言う「ひがみ」があります。
あとは、あまり親しくしないで欲しいと言う「嫌悪感」です。
どちらもプラスになる感情ではないので、丁寧な言葉遣いを常にしている人には注意が必要かもしれません。
もし自分が仲良くなりたくない人と話す時は、その相手には丁寧な言葉を心掛けると距離を置くことができます。
ですが、嫌われたくない人からの印象も悪くなる可能性もあるので周囲には気を配っておくことも大切です。
失敗を繰り返す人は「すみません」を何度も言う
ミスをしてしまった時、あなたは直ぐに謝ることができますか?
謝ると言う行為は、自分の責任を受け止めて反省をする場合にします。
しかし、「すみません」「ごめんなさい」を何度も何度も言ってくる人は、本心では反省していないかもしれません。
人によっては、直ぐに自分の責任と認められる人と思ってしまうこともありますが、それは大きな間違いです。
人は叱られたり失敗をしたりした時にストレスを感じます。
それを軽減する為に様々な行動を取るようになります。
これは性格や本心などによって変わりますが、他人に責任をなすりつける、言い訳をするなどがあり、何度も謝ると言うのもこれと同じ行動になります。
何度も謝ると言うのは、誤れば早くこの状況を終わらせることができると言う心理のあらわれです。
これは逃避行動であり現実を受け止めていない証拠なのです。
なので反省などする気はなく、ただ今の状況を早く終わらせたいと思っています。
また、すみませんは感謝や挨拶の言葉としても使われるので、謝罪の中でも言いやすい言葉です。
言いやすい言葉なので、軽い言葉にあたります。
すみませんを口癖のように言う人がいたら、とにかくこの状況から逃げ出したいと思っているだけで反省はしていないでしょう。
このような人は、また同じ失敗を繰り返すと思って良いと思います。
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