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2021-10-05 (Tue) 10:05

誰も褒めないようなことを褒めると印象に残る、言い方は印象を左右する

逆のアピールで偉い人と仲良くなる
目上の人たちが多くいるようなパーティーでは、何とかして相手に印象に残るように褒めて気いられたいと思うことでしょう。

このような初対面の人が多く出会う場面では、何人もの人と会話をするので、ちょっと変わった髪形や高級な時計など誰でも目につくような相手のポイントを褒めても相手の印象には残りません。

なので、まずは相手をよく観察して初対面の人が褒めそうなポイントや気になる質問はあえてしないようにします。

心理学には、明るい性格の人に「あなたは内向的な一面もありますね」とあえて逆のポイントを指摘して信頼を得ると言うテクニックがあります。

これは占い師などがよく使う方法ですが、指摘された相手は「この人は自分のことを分かってくれている」と思わせることができ心を動かされてしまいます。

あえて誰も褒めないであろうポイントを探して褒めることで相手から信頼を得やすくなります。

例えば、ファッションがきまっている人に対しては、ファッションには一切触れず声を褒めてみるなども有効です。

このテクニックが便利なのは、本当に当たっているかどうかは関係がないと言うことです。

例え声がステキでなくても「声がステキですね」と言っても良いのです。

他の人と違う点を褒めってくれたと言うことが大事なのです。

褒められて悪い気分になる人はいないので、これだけでも相手に強い印象を残すことができます。

また、褒めているので失敗するリスクも少ないこともメリットになります。

大外れなら問題も起きるでしょうが、あえて違った視点から相手を褒めてみると好意を持たれるかと思います。

ですが、あきらかにお世辞と分かるような不自然に褒めてしまうと逆効果になりますので、自然な形で褒めることが大事です。

偉い人と仲良くするには、相手をよく観察をして普段褒められないようなことを見つけて褒めてあげるのが効果的です。

相手は自分に良い印象を持つようになります。

言い方を変えると印象を変えられる
物はいいようと言いますが、何事も言い方や書き方次第で印象をガラリと変えることができます。

例えば、「4割失敗する可能性がある」を言い方を変えれば「6割成功する」となります。

同じことを言っていますが、印象はだいぶ違うのではないでしょうか。

このような見方を変えることをフレーム操作と言います。

フレームでの切り取り方次第でダメな物でも良く見せることが可能となります。

イタリアの大学での実験で「40歳を過ぎたらガン検診を受けましょう。検診を受けなければガンだけでなく、重大な病気まで見逃すことになります」と言うパンフレットと「40歳を過ぎたらガン検診を受けましょう。検診を受けなければガンだけではく、重大な病気の原因も見つけられ安心できます」と言う二つのパンフレットを配布しました。

二つのパンフレットを見た人のうち、前者を見た方が検診を受けたいと言う率が高かったそうです。

このことからも例え同じ内容でも書き方を変えれば人の心は動かされるのです。

もしネガティブな内容を発表しなければいけない時、ネガティブな内容を書き方次第でポジティブな方向に変換できるかもしれません。

伝え方は印象を大きく左右するので言い回しを考えれば印象を真逆にすることもできるようになります。

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2021-10-05

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