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2021-10-04 (Mon) 11:15

声で相手の印象が変わる、人は見た目で判断される

相手の印象は声で決まる
相手への印象をコントロールするには、声が重要となります。

相手を説得したいのであれば、それにあった声があります。

反対にこの人の声で言われると信用できないと思うこともあるのではないでしょうか。

このように声で相手への印象が変わるのです。

声で重要な要素は「しゃべりの速さ」「声の高さ低さ」「声の強弱」「言葉ははっきりしているか」「リズム」などがあります。

これらに気をつけて話せば、相手の印象を変えることができます。

他には、会話をコントロールするには相手の言葉を使うと言う方法もあります。

例えば、クラウドやグローバリズムなど、何でもやたら英語で表現するのが好きな人に対しては同じように相手の言葉をマネて使ってみましょう。

相手と同じような言葉を使うことで相手に情報も伝わりやすくなり共感を得ることができます。

また、相手に印象付けるには会話の中で強調したい部分を少し強めに話すと言うやり方も有効です。

重要な点を強調して話すと相手にその言葉の印象が残ります。

話し方に正解はありませんが、会話中の話すスピード、声の強弱などに気を付けるだけで説得力のある話し方になります。

そして、多くの人からも好感を得ることができるようになります。

ダメでもデキル人と思わせるには見た目
人は見た目で判断をしてはいけないとよく言われますが実際は、人は見た目が9割です。

何だかんだ言っても見た目で判断をしているのです。

例えば、どんなにおいしいお弁当でも見た目が悪ければ食べる気もしないでしょう。

このように物事を第一印象で判断をすることを初頭効果と言います。

初頭効果を利用すれば、どんなにダメな人でも最初の印象が良ければ相手は勝手に立派な人だと思い込んでくれます。

つまり、初対面の相手と会う時は、堂々として立派な人だと思われる振る舞いをすれば良いのです。

初頭効果は、初対面から約3分程度で決まると言われています。

この3分間さえ相手を騙すことができれば、その後の自分のイメージは立派な人のままになります。

自分に良いイメージを持った相手は「自分の第一印象は正しいはずだ」と思い込み、自分が信じるあなたの良い情報ばかりを無意識に拾い上げて、自分の直感が正しいと理由付けをしてしまいます。

これを仮説保証バイアスと言います。

良い場面でも悪い場面でも自分の直感は正しいと勝手に自分の思い込みを補強してしまいます。

そして、次に重要なのが別れ際です。

別れ際や最初の印象は親近効果によって強く残ります。

人間は、最後に出された情報に最も強い影響を受ける傾向があります。

例えば「見た目が怖いが優しい人」と「優しいが見た目が怖い人」どちらも同じことを言っていますが、どちらが良い印象を持つと思いますか?

おそらく「見た目は怖いが優しい人」の方が印象が良いのではないでしょうか。

最初と最後で良い印象を与えることができれば、その間の時間の印象は相手が勝手に補完してくれます。

相手に好印象を持たせたいなら最初と最後を特に意識すると良いでしょう。


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2021-10-04

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