2021-09-29 (Wed)
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まばたきの回数が多いと隠し事があるのかも
まばたきは、普段私たちは無意識に行っています。
まばたきには、角膜を清潔に保ったり物を鮮明に見る為にピント調整をおこなうなどの役割があります。
男性なら1分間に20回、女性なら15回が平均的なまばたきの回数と言われています。
無意識に行うまばたきの回数は相手の心理が出やすいので、どのくらいまばたきをしたのか注目をすると相手の心理を読むことができます。
ストレスに関する研究をしているあるアメリカの心理学者によると、まばたきの回数は精神状態が安定しているかどうかの一つの指標になると言っています。
人間は精神的に不安を抱えていたり緊張や動揺をしていたりするとまばたきの回数が多くなる傾向があります。
このことから会話中に相手のまばたきが増えた場合、何か不安を抱えている、ウソを言っている、隠し事をしているのかもしれません。
また、まばたきの回数が多いと相手に不安感を与えてしまう場合もあります。
1980年以降のアメリカ大統領選の結果では一度を除き、演説中にまばたきの回数が多かった候補者が全て落選すると言う結果も出ているようです。
まばたきの回数は、無意識に起きてしまう身体の反応ですが、逆に回数を意識することで相手への印象を良くすることもできるようになります。
意識的にまばたきの回数が増えないようにすれば、相手は不安感を感じることがなく素直に話を聞いてくれるようになります。
まばたきの回数が少な過ぎても威圧感を与えてしまうので男性であれば、3秒に1回程度が目安となります。
平均的なまばたきの回数を上回れば不安感を与えてしまい、反対に少ないと威圧感を与えます。
突然早口になるのは何かをごまかそうとしているのかもしれない
人のしゃべり方には色々なパターンがあります。
おっとりとした口調の人、早口の人、一つ一つ言葉を考えながら話す人など
しゃべり方は、その人の個性であり普段はあまり意識することはないと思いますが、しゃべり方に違和感を感じたら注意が必要です。
特に普段早口でない人が、突然早口になった時は、何か後ろめたいことがある可能性が高いです。
急に早口になるのは、何かを隠そうとする焦りからくるものなので早くその話題を終わらせたいと思っています。
または、多くの情報を短い時間で伝えることによって不安な気持ちを消そうとしています。
相手がどんなに納得のいく説明をしたとしても、普段よりも早口でしゃべっているようであれば何かやましい気持ちを隠しているのかもしれません。
反対に自分が話す側で何かごまかそうと考えているなら落ち着いた態度で早口にならなないように注意するとうまくごまかすことができるでしょう。
ただし相手が女性の場合、普段との違いにはとても敏感なので、少しでも違和感があると気付かれる可能性があります。
また、このような早口の心理はビジネスの場面でも有効です。
例えば、こちらから提案する企画や商品のデメリットについての説明は早く終えたいと思うので普通は早口になりがちですが、この時に落ち着いて説明をすることで相手から信用を得やすくなります。
会話中に突然早口になったら、相手にとって何か後ろめたい話題なのかもしれません。
普段の会話の速度を覚えておくと良いでしょう。
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