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2021-08-27 (Fri) 09:27

自己啓発本が好きかどうか、言葉遣いでメンタルが弱いか判断ができる

自己啓発本が好きな人はメンタルが弱い傾向がある
見た感じは自信満々なのに実はメンタルが打たれ弱い人の特徴があります。

それが自己啓発本が好きだと言うことです。

ビジネス本ばかり読んで何の行動も起こさない人はとても多いですが、自己啓発が好きな人の問題はそれだけではありません。

ハウツー本やビジネス本を好む人は、メンタルが打たれ弱い傾向があるのです。

モントリオール大学の実験によると年に4冊以上の自己啓発本を読む人は、ストレスに弱く少しのトラブルでも不安になり、うつ症状が出やすい性質を持っていたそうです。

自己啓発本が好きかどうかとその人の性格や収入などは関係がなかったそうです。

つまり、メンタルが弱い人ほど自己啓発本にハマりやすいと言えると言うことです。

ここで言う自己啓発本とは、科学的な情報に基づかないで様々な問題へのアドバイスを与える本です。

個人の体験で、早きすれば成功する、クヨクヨしなければ人生が上手くいくなど語るような本は、全て当てはまります。

相手のメンタルの強さを確認したい場合、いつもどんな本を読んでいるのか聞いてみると良いかもしれません。

自己啓発本の名前がスラスラ出てくるようであれば、その人はメンタルが弱い可能性が高いと言えそうです。

メンタルが弱い人の言葉遣いの特徴
メンタルが弱い人は、言葉遣いにも特徴があります。

イギリスのレディング大学の研究では、ネットから集めた大量のブログや掲示板の書き込みをコンピューター分析にかけ、うつや不安になりやすい人はどんな言葉を使うのか、を特定しました。

それで明らかになったのは下記のような言葉です。

一人称の量が多い
不安になりやすい人は「私は」「俺は」「私自身は」と言った一人称を使う量が増えていました。
その一方で「彼」「彼ら」のような三人称を使うケースが少ない傾向にありました。

断言する言葉が多い
「いつも」「常に」「間違いない」など物事を言い切るフレーズが多いと不安傾向は高くなります。
データによるとメンタルが強い人に比べて不安症な人は、1.5倍、うつ症状な人は、1.8倍も断言する言葉を使っていました。

これらの言葉の中で最もメンタルの弱さと結びついているは、断言する言葉づかいです。

前提としてメンタルが弱い人は、物事を「白か黒か」の二択でしかとらえないケースが多いです。

そのせいで現実の変化にうまく対応できない性質があります。

その為、日常的な不満が溜まっていき、メンタルにやがて影響が出てくると考えられます。

断言するのは、このような考え方のクセが表面化していると言えます。

もともと自身がない人ほど強い言葉を使いやすい傾向があるのですが、その裏には不安でたまらないのかもしれません。

「絶対に」「間違いない」「100%安全」と言った言葉を使う人がいたら気を付けた方が良いかと思います。

そもそも世の中に絶対と断言できること何てほぼありません。

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2021-08-27

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