集中力で創造性が分かるかも
あなたは集中力がありますか?
集中力がないと言う悩みを持っている人は多いかもしれません。
世間的に集中力がないことは悪いことと捉えがちかもしれませんが、創造性を高める上では大きなメリットを持っていると言えます。
スマホの通知や周囲の音、視界に入る虫など、ちょっとしたことに気を取られやすい人ほど創造性が高い傾向があるようです。
ノースウエスタン大学の実験で、被験者に創造性のテストをしてもらい、次に電位計で全員の脳の活動をチェックし創造性の高い人は何が違うのかを調べました。
すると普通の人よりも創造性が高い人は、感覚のフィルター機能が低いことが分かりました。
脳の感覚フィルターは、様々な音や視覚情報から自分にとって必要なものだけを絞り込む能力です。
この能力が低いと私たちは余計な情報まで取り込んでしまうので、本当に必要な情報から意識が外れてしまいます。
その結果、創造性が高い人ほど集中力がないように見えてしまうのです。
創造性が高いと言われる人の脳は、様々な情報を振り分けるのが苦手と言えそうです。
ですが、そのおかげで他の人が捨ててしまうような情報を頭の中に保存しておけるので、やがて様々なデータが脳に蓄積されていくことになります。
その結果が、他の人ではなかなか思いつかない斬新なアイデアに結びついていると考えられます。
集中力がないから悪いとは必ずしも言えないと言うことです。
ズルい人は創造性が高いのかもしれない
行動経済学者のダン・アリエリーがこんな実験を行いました。
一般的なテストで学生の創造性を調べて、その後に全員に脳トレのようなシンプルなパズルを解くように指示をしました。
この時アリエリー博士は、「得点が高い人には10ドルを渡します。得点は自己申告です」と告げて部屋から退出しました。
つまり学生は、嘘をつくほどお金がもらえると思い込ませるのです。
学生の行動を確認した結果、事前のテストで創造性が高いと診断された学生ほど、研究者に嘘をつく確率が高く出ました。
このことから創造性が高い人ほどズルをしやすいと言えます。
この事実は、昔から数多くの研究で実は確認されてきました。
斬新なアイデアを生み出すのが得意な人は、他の人よりも簡単に嘘をついて、不正な行為に手を出しても悪びれることもないと言う傾向があrます。
新しい発想を生み出すには、どうしても既存のルールを破る必要があります。
創造性が高い人は、頭の柔軟性が高いので古い視点から簡単に飛び出して、新たな道を見つけるのが上手いものです。
既存の今あるルールから外れてしまうと、自然と今までのモラルに触れてしまうケールも多くなることでしょう。
ズルが上手い人、ルールを破るのが好きな人ほど創造性が高い人なのかもしれません。
何か新しいことをする人は、こう言った人たちが多いのではないでしょうか。
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