2021-08-19 (Thu)
10:16
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創造性が高い人は皮肉が上手い
創造性が高い人は皮肉が上手い傾向があります。
他人の評価を聞かれて「仕事以外は最高だ」と答えたり、本番でミスをした相手に対して「練習に強いタイプなんだろうね」と言ってみたり、こう言う言い回しを多く使う人は創造性が高いと言えそうです。
上手い皮肉を言うには、優秀な脳が必要になります。
皮肉は、とっさに回りくどい表現で意味を伝えなければいけないので自然と抽象的な思考力が必要となります。
その結果、良いアイディアを思いつく脳の回路も活性化するのです。
ですが、ここで嫌味と皮肉を混同しないように気を付けましょう。
嫌味はただの直接的な非難です。
例えば、何か失敗をした人に対して「他の人ならもっとうまくやった」と言うようなことです。
ここから深い意味を読み取る必要はなく、ただのストレートな悪口に過ぎません。
一方で皮肉は、口から出た言葉と裏の意味に距離を持たせなくてはならないので、話し手も受け手も脳を使う必要があります。
この違いを誤ってしまうと、ただの性格が悪いだけの人を創造性が高いと勘違いをしてしまいます。
心理学者のフランチェスカ・ジーノ博士が行った実験によると皮肉が上手い人は創造性が高いだけでなくて、逆に自分が皮肉を言うように努力した場合も創造性が高まることが分かりました。
良いアイディアを出したい時、軽く皮肉っぽい冗談を考えてみると良いのかもしれません。
よく遅刻をする人は創造性が高いのかも
よく時間に遅れる人は、約束を守れない人と思われ社会的な信用もなくなってしまいます。
大事な会議や待ち合わせをいつも遅刻するようでは、他人への迷惑が計り知れないことでしょう。
ですが、創造性に関して言うと遅刻する人の方が遅刻をしない人よりも創造性が高いと言えます。
過去の研究によって遅刻が多い人ほど創造性が高いことが繰り返し証明されてきました。
遅刻魔を専門的には、タイプBパーソナリティと言います。
タイプAが競争好きでせっかちな性格なのに対してタイプBは楽観的でリラックスするのが上手な性格の人です。
良いアイディアは、リラックス状態の方が浮かびやすいです。
ですので基本的にタイプBの方が創造性テストが良い傾向にあります。
ですが、この余裕こそがタイプBの欠点にもなっているのです。
タイプBは、タイプAと違ってせっかちではなく創造性が高いのでイメージの世界で遊ぶのが上手くいので、ついj感を忘れてしまいがちになります。
また、タイプAとタイプBは時間の感覚が違うことも分かっています。
ある実験で被験者に「勘だけで1分間計測してください」と指示をしたとこと、タイプAは平均58秒と答えたのに対してタイプBの平均は77秒でした。
この感覚の差が積み重なって慢性的な遅刻に繋がってしまうと考えれれています。
毎回遅刻されるとつい起こってしまいがちですが、すぐに怒らずに創造性がもしかしたら高いから遅刻しているのかもしれない、と思ってみると良いかもしれません。
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