2021-08-17 (Tue)
08:50
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自分にうぬぼれている人は出世しやすい
どんな世界にもうぬぼれている人はいるものです。
まだ何も成果を出していないのに「自分ならこうする」と言ったり、自分に適正もないのに「自分に任せてください」と言ったりして自己アピールばかりしている人が職場にいませんか。
こんな人を見れば、こんな人が成功するわけがないと普通思いそうなものですが、現実はそうとは限りません。
実際にうぬぼれが強く自信過剰な人ほど出世しやすいことが分かっています。
カリフォルニア大学が行った調査によると根拠がない自信を持っている人は高い社会的地位を得ているケースが強く、実際に能力があるかないかに関係なく、他人から大きな尊敬を集めていることが分かっています。
さらにとんでもないことに、研究チームが被験者に実際の業績をデータで示して、うぬぼれ屋の言葉には何の裏付けもない事実をバラしても、周囲の人は信頼していると答え続けたそうです。
多くの人は、過剰な自己アピールを胡散臭いと思っていても、どこかでそれを信じてしまう心理があると言うことなのでしょう。
過剰な自己アピールをする人は、印象が悪くなりますがその一方で出世しやすく権力も握りやすくなる可能性があるのです。
こういう人は、実際に業績を上げるかどうかは分かりませんが集団を支配する力が高いと言えそうです。
出世するには嘘も必要
権力を握る為には嘘も欠かせません。
世間的には、嘘は良くないのですが出世と言うことに関してはその力は増大なのです。
多くの人は、他人の嘘を見抜けないのに自分は嘘を見抜くのが得意だと思い込んでいます。
こんな人たちばかりの社会では、嘘がはびこるのも当然と言えば当然なのです。
実証経済学の調査によるとサラリーマンの78%が自分の能力や業績を大幅に盛って話をし報酬を得ていることが分かったそうです。
また、別の研究では人間は嘘をつくときほど自信満々な態度になる傾向にあり、うぬぼれもプラスされさらに信頼度が高くなることが分かっています。
嘘を最大限に使ったリーダーと言えば、アップルのスティーブ・ジョブズです。
彼はあまりにも現実とかけ離れたことを言っていたので、社内では現実歪曲空間なる言葉が使われていたのは有名な話です。
評議員の選定の為にFBIが行った身元調査にも「ジョブズは目的の為に真実を曲げる傾向があるとして、正直さに疑問を持つ者がいた」とまで書かれてしまったほどです。
普段からよく他人を騙し、しかもそれを悪びれないような人ほど出世街道を上りやすいのは事実かと思います。
嘘の倫理的な話は別として、出世に関して言えば、嘘を言った方が良いのかもしれません。
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