2021-08-06 (Fri)
14:09
✎
メディアに踊らされる人たち
テレビでは毎日様々な商品が取り上げられているかと思います。
情報番組などで取り上げられた商品は、翌日スーパーなどのお店の棚から一掃されるほど売れてしまうこともあります。
例えばこの商品は、ダイエットに良いとか血圧を下げるのに良いなど
こうした現象は、まさにメディアに踊らされた人が多くいた結果です。
多くの人は、テレビの情報にとても弱いです。
特に高齢者にはその傾向が強いでしょう。
テレビや雑誌などのメディアの流す情報に飛びつくのは、そのほうが認知的処理が楽だからです。
簡単に言うとマスコミが情報をセレクトして提供をしてくれるので、自分で商品を検証したり選んだりする面倒な作業がないと言うことです。
メディアの情報を鵜呑みにする人が多くいる一方で、自分だけは踊らされないと、疑ってかかる人もいます。
一般的には、その情報に対する関心が高い人や情報収集能力が高い人は別の情報源を探すのでメディアの情報を鵜呑みにしにくいです。
反対に情報に関心がない、メディア教育レベルが低い人は、鵜呑みにする傾向が強くなります。
私たち一般大衆の価値観や行動に大きな影響を与えているのがメディアと言えます。
メディアは本来、事実を報道して中立な立場でなければいけませんが、実際に中立ではなく偏向報道をするものです。
事実だとしても切り取って一部だけ報道をして印象操作をしたり、時には捏造をしたりもします。
メディアはスポンサーの為に報道をしているので、基本的にスポンサーには逆らわないでしょう。
健康にかかわる商品が売れやすい
人々は、マスコミの流す情報の中でもダイエットや健康関連の情報に最も敏感に反応をします。
これは、マズローの欲求5段階説で説明をすることができます。
人は、衣食住などの基本的な欲求が満たされると、さらに高い社会的欲求が湧いてきます。
それが満たされると、さらに上の自己実現欲求が生まれます。
今の自分よりも輝く理想の自分を手に入れたいと思った時、ダイエットを成功させて美しいスタイルになることや健康であることが必要と考えてそれに関する情報に飛びつくのです。
特定の商品に人気が集中する仕組み
特定の商品が爆発的に売れる時は、メディアや周囲の人の行動が影響をしています。
テレビやネット、雑誌などのメディアで紹介されると影響を受けて興味が湧いてくる
↓↓↓
お店で大勢が買い求める様子を見ると知らなかった人もそれに同調して商品が欲しくなる
↓↓↓
テレビで紹介されたと広告が出されるとハロー効果によって良い物と感じる
↓↓↓
売り切れだとカリギュラ効果によって余計に欲しくなり変えるまでお店をめぐる
サブリミナル効果とは?
人が知覚できないスピードや情報サイズを利用して視覚や聴覚に情報を送り脳に刷り込ませることです。
CMで威力を発揮すると言われていたが、現在では疑問視もされているようです。
- 関連記事
-
- 匿名だと人は攻撃性が増す、ネットで誹謗中傷をする人がいるのは匿名だから
- 本音は脚を見ればわかる、本音は足元に出やすい
- 人は最初と最後に見た物を購入しやすい
- 車はその人の本心が表れやすい
- 日本が勝てば自分まで誇らしく思う、自分の評価も上がると勘違いをする
- 触れると気持ちが落ち着く、手や指にも本心が出やすい
- 人は辛い時ほど結婚したくなる、震災後は結婚した人が増えた
- 同調心理、集団圧力、集団になるとイジメはエスカレートする心理
- 人々はメディアに踊らされる、テレビで紹介された物が翌日に売り切れる
- ブランド品を好むのは自分に箔付けしたいから
- 流行は「差別化」と「お揃い」から生まれる
- 多くの人はバレなければルールを破る、立派な人はほとんどいない
- いつも時間に遅れてくる人は、実は真面目な人なのかも
- 人は価格が高いと高品質と思い込むみ勘違いをする
- 物への執着は男女差がある、コレクターは男性が多い
スポンサーリンク
↻2021-08-06