2021-07-20 (Tue)
09:30
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夫婦は違うタイプで補うと良い
恋愛においては、同行の報酬性に基づいた似た者同士のカップルが上手くいきます。
ですが、夫婦になると少し話が変わってきます。
もちろん趣味や嗜好、性格が似ている方が共通の話題が多く共感し合えますが、結婚生活を長く持続させるにはそれだけでは十分とは言えません。
もし、二人の間に問題が生じた場合、似た者同士だと近親憎悪の原因になることがあります。
二人のタイプが似ていると問題解決に必要なスキルがお互いに不足していることも多く、問題がなかなか解決しません。
カリフォルニア大学のロバート・レベンソンらの調査によると結婚12年目を超えると性格の共通点にお互いに不満を感じると言う結論が出ています。
心理学の面から理想的な夫婦は、お互いの欠点や苦手な部分をお互いに補うことができる関係にあることです。
あるいは、お互いの得意分野によって問題解決能力が相乗効果によって何倍にも高まる関係がベストな夫婦と言えます。
アメリカの心理学者ヘレン・フィッシャーによると恋愛中に大量分泌される快楽ホルモンであるドーパミンは徐々に分泌が減り、それによって12~18ヶ月で熱愛期間が終わるとされています。
出会いからの期間によって関係性は変わる
心理学者のマーステインは、人が親密になる過程を記した、SVR理論を提唱しています。
出会ってからの期間によって相手のどの部分を重視するかが変わり、それがお互いにマッチすることが大切だと述べています。
出会いから親密になるには三段階のステップがあるとしています。
各段階の名称である刺激、価値、役割の頭文字を取ってSVR理論としています。
第一段階は、刺激ステージで、ここでは特に相手の外見が重視されます。
男女間であれば、お互いに魅力的と感じる外見であれば交際に進むことになります。
第二段階では、価値観のステージで、親密な交際がスタートします。
ここではお互いの趣味や嗜好、価値観などが同じ、または似ていることが重視されます。
そして、より親密になると第三段階となります。
第三段階は役割のステージで、お互いが役割に応じた共同作業や共同行動を重視し、うまくいくと結婚や共同生活に至ります。
重視するポイントが移り変わるSVR理論
出会い
外見や地位など
初期
価値観の類似性
その後
相補的な関係
結婚生活を長く続く継続させるには?
ドキドキする関係を保つ
夫婦になってからも節度を失わずに、お互い性的な魅力を持ち続けることが大切です。
自分の縄張りを確保する
マイ箸やマイカップ、テーブルの座る位置を決めるなど、お互いの領域を区別している方が長続きします。
ワクワクする体験に挑戦する
新しい経験をすると結婚生活の満足度が上がります。
スポーツや共通の趣味でストレスを発散するといいです。
相手を特別扱いする
特別扱いすれば、相手を喜ばせることになり好感や信頼感を持たれます。
受けた好意を自分も返そうとする心理も働きます。
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