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2021-07-18 (Sun) 11:14

深刻なケンカを避けるにはコーピング理論を活用するといい

言動を修正すると刻なケンカを回避できる
恋人や夫婦にケンカをつきものですが、深刻なケンカは別れる原因になってしまうこともあります。

これを防ぐ為に、ケンカする時はコーピング理論に基づいてすると深刻なケンカを回避することができるようになります。

コーピングとは、問題に対処するとか切り抜けると言う意味になります。

ストレス軽減を目的とした手法です。

この理論に戻づいて発言・行動をすると別れてしまうような深刻なケンカを避けることができるとされています。

問題解決に正面から取り組む「問題点型コーピング」とストレスや不快な感情を軽減・緩和する「情動焦点型コーピング」があります。

ケンカを回避するには、情動焦点型コーピングになります。

コーピングでは、ケンカの際に真正面からぶつからないようにする為に自分の言動をほんの少し修正すれば良いとしています。

昔の話まで持ち出されれるともう止まらない
コーピングの基本は、回避術です。

ケンカするとどうしてもキツイ言葉を言ってしまいがちですが、そうなってしまうとどんどんエスカレートしていってしまいます。

特に女性はケンカになると昔の話まで持ち出して来て男性を責め立てしまいやすいです。

女性はエピソード記憶がつながりやすく「あの時もそうだった」など過去の話まで直ぐに引き合いに出してしまいます。

そして、こうなってしまうと女性の怒りは簡単に収まることがありません。

こんな時は男性がコーピングを使ってワンクッションおいて正面突破を避けてほとぼりが冷めるのを待つのが賢い選択になります。

エピソード記憶とは、事実と経験を記憶する宣言的記憶の一種で、その出来事の時間や場所、内容だけではなくて喜怒哀楽の感情も記憶されています。

その為に思い出すとその時の感情も一緒に蘇るのです。

コーピングでケンカをコミュニケーションに変える
ケンカであってもコーピングを使えばコミュニケーションに変えることができます。

ケンカの際に初めの一言で、言動への批判、相手の人格否定はしてはいけません。

これをコーピングで要望のみを伝える、主語を私、私たちにする、気持ちを伝える、相手の逃げ道も残してあげるようにします。

そして、ワンクッション挟むようにもしましょう。

相手の言動に対して直ぐに言い返してしまうとヒートアップしてきてしまいます。

これを回避する為に、まず話を聞く、お茶やトイレなどで一呼吸置く、20分その場を離れるなどしてワンクッション置くようにしましょう。

口を利かなくなったり維持を張り合ったりしてはいけませんのでなるべく早めに謝るようにしましょう。

先にルールを決めておく、早めに謝罪・フォローすることが大事です。

口喧嘩で男性が黙り込んでしまうのはストレスに弱い為
ケンカがヒートアップしてくると、男性が黙り込んでしまうことはよくあることです。

女性からすれば、都合が悪くなるとダンマリになる、と言いたいところかと思いますが、実は男性はこの時ストレスと戦っているのです。

女性は男性に比べて言語野が発達しているので口喧嘩が得意ですが、男性は口喧嘩が苦手です。

なので男性は女性に比べて生理的にストレスに弱いのです。

この時、心拍数や血圧も急上昇して、そのままだと感情が爆発しそうになるので、ぐっとこらえている状態になっているのです。

男性は強烈なストレスと闘っているのです。

女性はそれを理解して察してあげるようにしてあげましょう。

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2021-07-18

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