2021-07-09 (Fri)
10:34
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自分を褒めてくれると自分を分かってくれたと思う
人は誰でも褒められるとうれしく感じるものです。
自分を認められたと実感ができ自尊心がくすぐられるからです。
この時、自己承認欲求が満たされ、自分を褒めてくれた相手に好意を抱くようになります。
ですので、気になる相手に好きになってもらうには、相手を褒めることが効果的になります。
また、褒め方にもちょっとしたコツがあります。
ジョハリの窓を活用して意外な一面を褒めると効果的です。
すると相手は、この人は自分のことを理解してくれると感じるので好感度がより高まります。
ジョハリの窓とは、アメリカの心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムが提唱した対人関係における気づきのモデルのことです。
自分の姿を「自分から見た自分」と「他人から見た自分」と言う視点で見たものです。
本人の気付いてない長所を褒めよう
開かれた窓
自分も他人も知っている
自らオープンしていて自分も他人も知っている自分自身
秘密の窓
自分は知っている、他人は知らない
秘密や感情など、隠していて自分だけが知っている自分自身
未知の窓
自分は知らない、他人が知っている
他人は知っているが、自分では気づいていない自分自身
深層の窓
自分も他人も知らない
誰も知らない自分自身
無意識や潜在能力といった深層心理
好意を持ってもらう為には、周りからは見えているが、本人は気付いてない「未知の窓」の長所を褒めると効果的です。
これにより自分の意外な一面に気付かせてくれた人として一目置かれるようになります。
性格を断言して分かっている感を出すと好感度アップ
人には承認欲求があるので断定的に性格の二面性を指摘されると自分のことを言い当てられた気になり相手への尊敬の念を抱くようになります。
例えば、「君って活動的だけど、本当は繊細な人だよね」
と断定すると相手は「この人は私を分かってくれている」と感じます。
活動的と繊細、裏返して二面性を指摘します。
これは色々な人に当てはまります。
多くの人に当てはまる内容でも、前向きな言葉で自分だけが対象だと感じると効果が高まります。
占い師は、多くの人に当てはまることを言っている
占いで見てもらったり、雑誌の占い記事を読んだ時「当たっていると」と感じることがあるかと思います。
これは心理学で言う「フォアラー効果」によるものなのです。
誰もが持つ承認欲求を利用した手法になります。
あなたは友達が多い反面、孤独を感じている
など二面性を指摘して断言すると、本当の私を分かっていると錯覚をしやすくなります。
占いが当たっていると思うのはこの為で多くの人に当てはまることを言っているとも言えます。
フォアラー効果とは、心理学者のフォアが発見したものです。
人は相反する要素を断定的な言葉で指摘されると自分の内面を見透かされたと感じる傾向があります。
これを利用すると人を信じ込ませやすくすることができます。
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