2021-06-30 (Wed)
08:27
✎
人は顔を合わせるだけで好きになる
人は、頻繁に顔を合わせる人に好意を持ちます。
顔を頻繁に合わせることで相手を好きになるのです。
こんなことで本当に好きになってもらえるかと思うかもしれませんが、これは事実です。
これを単純接触の原理と言います。
アメリカの心理学ザイアンスが実験でも証明したことからザイアンス効果とも呼んだりもします。
ザイアンスの実験では、実験参加者に無意味な図形や初めて見る人物の写真を数回回数を変えて見てもらいました。
その後、実験で呈示した写真について感想を求めると、提示回数が多い図形や写真に対してより好ましいと評価しました。
その後、呈示回数がわずか1回でも初見の図形や写真よりも好ましいと感じています。
つまし、普段からよく顔を合わせる相手に対してはそれだけで好意を抱きやすいと言うことです。
ですが、これには一つだけ条件があります。
第一印象が「良い」、または「良くも悪くもない」ことです。
第一印象が悪いとその印象をずっと引きずってしまい何度顔を合わせても好きになることはありません。
これは初頭効果によるもので、これを覆すのはそう簡単ではありません。
第一印象が悪い相手と、その後何度も合っても好感度はなかなか上げることができません。
むしろ、会うたびに余計嫌気が指すこともあります。
第一印象はとても大事と言うことです。
意中の人に好かれるには、相手の現れそうなとことに顔を出すようにするといいでしょう。
顔なじみになれば好感度はアップする
合う回数が増えれば増えるほど好感度が上がります。
12人の顔写真を2枚ずつ、0、1、2、5、10、25の6パターンで見せた後、それぞれに対する好感度を聞いた結果、見た回数が多いほど好感度が高くなりました。
出会いのきっかけは身近なところにあるかも
普段から顔を合わせる回数が多いほど相手を好きになると言うことは、自分の身近にいる人の中に恋人になる可能性のある人がいるとも言えます。
実際に国が行った調査でも、夫婦が出会ったきっけを調べたところ職場や仕事を通じて知り合ったケースと友人や兄弟を通じて知り合ったと言う二つが特に多く、その次が学校のようです。
全体の約7割が日常的な場所で出会ったと言うことです。
また、別の調査では、恋人同士の多くは同じ職場や学校など自分の70m以内にいるとも言われています。
自分の身近にいる相手なら会いたい時に合えるので心理的報酬も得やすく交際に発展する可能性が高くなります。
一目ぼれは運命の出会いかも、離婚率が低い
一目ぼれの相手と結婚したと聞くと、そんな一時的な感情で結婚して大丈夫なのかと思う人が多いかと思います。
これについてアメリカで調査が行われています。
アメリカの平均的な離婚率は50%以上です。
ですが、一目ぼれの相手tと結婚した男性の離婚率は約20%、女性の離婚率は約10%で男女ともに離婚する確率が低かったのです。
このことから一目ぼれは運命の出会いとも言えるのかもしれません。
- 関連記事
-
- 二次元にハマっている人は三次元が怖いからかも
- 小食だと思われたい乙女心、好意の分だけ食べれなくなる
- 相手の仕草をマネすると好感度がアップし好意を持ってもらえる
- 恋愛は似た者同士、夫婦は違うタイプの方が良い
- 深刻なケンカを避けるにはコーピング理論を活用するといい
- 毎朝合う人が気になってしまうのは単純接触によるもの
- 嫉妬は愛がある証拠とも言える、適度な嫉妬は浮気を防ぐ
- DVはする側もされる側も依存している共依存の関係にある
- 恋愛難民になる「草食系男子」「こじらせ女子」
- Mっけがある女性は結婚指輪を夫にはめさる
- 人は自分を助けた人を好きになる、お願い事をして助けてもらおう
- 吊り橋効、果恋心と勘違いしやすいドキドキ感
- 会話の量と恋愛の満足度は比例する、会話の質も大事
- アイコンタクトは気になっているサイン?男性は勘違いしやすい
- パーソナルスペース、距離を詰めれば心の距離も近くなる
スポンサーリンク
↻2021-06-30