2021-06-21 (Mon)
09:32
✎
ブランド品が好きな人は社会的価値を高めようとしている
男女問わずブランド品が好きな人は多いかと思います。
ブランド品が好まれるのは、それが憧れやリッチさの象徴になるからです。
ブランド品を持つことで自分の社会的価値を高めることができるのです。
つまり、ブランド品を持つことで優越感を得たいと言うことです。
これを「グローリ・バス効果」と言います。
日本語だと栄光浴と言い、自分以外の人やモノの栄光にあやかろうとする心理です。
ブランド品以外にも有名人と知り合いだと自慢することなどもグローリ・バス効果があります。
また、ブランド品を購入する時にショップに丁寧に対応されるので、いわゆるお姫様気分や王様気分を味わうことができます。
これが自尊心を大きくくすぐることも影響をしています。
ブランド品を好む人は、ブランドの力で自分をより良く魅せようとしているのかもしれません。
ブランド選びで個性を表現
人々がブランド品を好むのは、憧れやリッチさの象徴であるだけでなく、そこに商品の価値を超えた付加価値がある為です。
ブランド品は商品そのものが上質であり、一流品と判断をされます。
デザインやコンセプト、使用する原材料、品質管理などに独自のこだわりがありますが、それがブランドの特色となります。
これを一時的価値と言います。
例えば、「○○のバッグはメンテナンスが素晴らしいから一生ものです」とか「○○はオーガニックで安心」と言ったことです。
そのブランド品を選ぶことで一流品しか使わない自分を周囲にアピールすることができます。
特定のブランド品を買い続けるのは、そのブランドの品質保証や独自性など付加価値があり、ブランドを選ぶことが自己表現にもなるからです。
私のバッグは○○に決めているんだよね
品質が良い
他のブランドとは違う
私と言えばこのブランド
私の使っている物が一番
人は自分の愛用品や所有物は、他の物より優れていると思いやすいです。
このような付加価値があるからこそ人々はブランド品に惹かれるのです。
ブランドが好きな人は、限定品にも弱い傾向があります。
これも「ここでした買えない」とか「持っている人が少ない」と言う付加価値があります。
安いと勘違いをする分割払い
分割払いで金利や手数料がつく場合、一括で払うよりも多く払うことになります。
考えれば誰でも分かることですが、分割払いの金額を見ると安いと感じます。
その理由は、一括払いだと買い物をする喜びよりも支払いによる出費の痛手を強く感じてしまうからです。
そして、金利や手数料を考慮する客観的思考が一時的に鈍くなることも影響しています。
その結果、分割払いの方が安く感じてしまうのです。
支払いは、分割ではなく一括の方がお得です。
- 関連記事
-
- 人々はメディアに踊らされる、テレビで紹介された物が翌日に売り切れる
- 見られないと見たくなる「鶴の恩返し効果」
- 少数派でも一貫した意見を主張すると賛同者を増やせる
- 触れると気持ちが落ち着く、手や指にも本心が出やすい
- 人は最初と最後に見た物を購入しやすい
- バッグには性格が反映される、中身の量は不安の量
- ファッションはその人の心理が表れる
- 物への執着は男女差がある、コレクターは男性が多い
- 流行は「差別化」と「お揃い」から生まれる
- 部屋の様子から心理を読み取る
- みんなのお陰はイメージアップの為、口癖から分かる心理
- 道に人が倒れていても、人がたくさんいると見て見ぬふりをする
- SNSに写真をアップするのはアピールしたいから
- ブランド品を好むのは自分に箔付けしたいから
- 皇居ランが人気なのはスゴイと思われたいからかも
スポンサーリンク
↻2021-06-21